< ブログ『社員教育講師』>

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『管理者研修』 (432) 「部下への 自己啓発の奨励・援助も 広義の<OJT>」

                           (1923年7月2日 投稿分)  

                           【リンク修正 記事補充】

ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんにちは。これからご家族揃っての夕餉の準備に入るのでしょうか?


 さて、自己啓発は管理者がリーダーシップを発揮するためにも必要なことです。技術革新に拍車がかかり、AIが技術開発され大きく寄与し実用化されている現在です。人事評価制度へも徐々に導入が図られているご時世です。私たちの頭の働きは数え切れないほどの内容があります。
 例えば、判断、決断、分析、批判、推理、検討、計算、記憶、「創造」などの働き(力)がそれです。


 あなたが就職先を現在の会社に決めたプロセスを考えてみて下さい。運あるいは縁が大きく左右したとは言え、最終的には「創造力」などの脳の働きが相乗効果を発揮して入社したはずです。
 170万社ある日本の法人企業からコンピュータがピックアップしてあなたに斡旋するなどはとても考えられないことです。


 頭の働きを司っている大脳皮質の神経細胞(ニューロン)は140億あると言われる。誰が言い出したのか半世紀前から未だ数値に変更はありません。
 成人になると1日10万個が死滅するそうです。半面神経細胞が絡まってシナプスも形成され、仮に寿命が60歳だとしてもどうということは無いようです。その中使用されているのは、せいぜい7~10%前後ともいわれています。このことを部下に対しても、入社当時の業務遂行能力と現在のそれとを本人に<比較>させることで、潜在能力が開発され顕在化されている「事実」を理解・納得させることも必要でしょう。


 でも、どうなのでしょう? 人間の心は弱いものです。自分が責任を果たせなかった、あるいはまた何かで失敗した時など、そのことを中々素直には認めたがらないものです。
 それを認めるということは、自分の能力やプライドの低さを認めることにもなり耐えられないからでしょう。そうした自分の本当の気持ちをごまかすことで感情を静めるあるいは安定させるため〝合理化〟することがあります。『自己啓発』が出来ないことについても同じです。


 例えば育児・介護など「家庭的事情」があれば別として、時間がない。お金がない。指導者がいない。そんなことをやっても無駄だ、など色々なマイナスの条件を並べ立てる部下は、『否定的観念』の持ち主です。それが<真の理由>であることは少ないものです。


 こうしたマイナス観念をプラスに転換するよう、管理者は部下に理解させ自信を持たせることも肝要なことです。これまでにも申し上げた通り「自己啓発の奨励・援助」は、管理者の広い意味での『OJT五つの任務』の一つであり、<人の管理>の範疇です。

 業績達成ための<仕事の管理>と同じく、できれば創意工夫し注力したいものです。


 では、また週明けに。今回もお立ち寄りいただきありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』  (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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