研修講師 『期待される管理者となるために』

皆さんこんにちは! 寺子屋『ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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【管理監督者シリーズ】 『部下後輩 指導のヒント』 (25) 「命令・指示を与えると きは 〝だろう判断・つもり安心〟には気を付けよう」

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 こんにちは。


 さて、組織としてのビジネス活動は、「命令⇔報告」という形で運営されています。社規・社則あるいはコンプライアンスなどに反しない限り、上司の命令に部下は労働契約上従わなければなりません。


 かつて社内の<命令・指示>の与え方がが問題視され、全社的に管理職全員を対象に研修することにした名門大手電機メーカーの話を新聞が報じていたことがありました。
 あなたの会社では、「命令」という言葉が日常職場で一般的なのでしょうか。どちらかというと、「指示」の方が多いのではないかと思います。この違いは何でしょう?


 上司の命令にはリーダーとしての〝意図〟と部下の〝任務〟が含まれます。その点、指示は任務だけを示したものですが、若干なりとも部下が意見をさしはさむ余地があり、強制の度合いに違いがあると考えます。


 上司から「業務命令だ !!」と言われたら、納得できない命令でも原則部下は従わなければなりません。従わないと「業務命令違反」になります。これが組織というものです。そうでないと、組織は〝瓦解〟します。


 そうは言っても世間の管理者の中には、部下に仕事をさせるときの命令・指示を権力の象徴か、管理者の特権でもあるかのような錯覚をしている人がいます。命令とはそういうものではありません。これは管理者が望んでいるように仕事を進めるために出されるものです。管理者は命令・指示を与える場合、常にそのことを心得ておかなければならないと思います。


 そのためには、命令・指示を与える時は<目的>を明示し、仕事を進めるのに必要な事柄を〝漏れなく・間違いなく〟部下に伝える必要があります。「分かっているだろう」、「分からせたつもり」といった<だろう判断・つもり安心>の自己中心的な考え方には気を付ける必要があります。


 従って、命令・指示をよく理解させるためには、部下にそのことを「質問」するあるいはさせたり、「復唱」させたりするなどしての〝相互確認〟も必要となります。
 そのほか内容によっては、文書にした方がよい場合と口頭で命令した方がいい場合があり、これらの区別も適切にすることです。
 とにかく、それが口頭であれ文書であれ『コトバ』で正しく伝えることが肝要です。


 でも、どうなんでしょう? 緊急時以外でも常時「命令(指示)」だけで部下を服従させていると、部下は理解・納得していない場合、最低限のことしかしないものです。「とにかく言われたことを期日までにやればいいんだ」と受身になりがちです。
 従って、創意・工夫して仕事の結果を良くしようというパートナーとしての積極的姿勢は期待できません。そのため、仕事の〝出来栄え〟に違いがでてきます。


 実施に当たっては、職制上の権限に基づく頭から押さえつけるような「命令」によるやり方と、理解・納得の上実施させる「説得」によるやり方(頭・心・行<ズシンギョウ>・・・・当方の造語)とがあります。普通は前者ですが、時間があればそれぞれのメリット・デメリットを考えてみてはいかがでしょう。
 管理監督者としての業績向上のために部下の自発性を促し、『ヤル気』を引き出す糸口がつかめるようにも思えます。


 では、今週もお疲れ様でした。お越しいただきありがとうございました。



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