研修講師 『期待される管理者となるために』

皆さんこんにちは! 寺子屋『ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

【管理監督者シリーズ】 『部下後輩 指導のヒント』 (28) 「管理者の役割としての 部下への自己啓発の奨励・援助について」 (その1)

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 こんにちは。


 さて、人は本来他人から何かを一方的に言いつけられる(強制される)ことを好まないものです。そのため「命令の与え方」を五つのパターンに分け申し上げました。これは注意・忠告を始めとする部下指導についても同じことが言えます。


 経営資源の効率的・効果的な活用が図られている現在、重点指向した企業内集合研修の企画も〝機会費用〟まで勘案すると上層部の決済を得るのは容易とは思えません。
 仮に社内講師による研修会が開催される運びとなった場合、受講対象者の各所属長宛て
に出席配慮の実施文書が通知されることでしょう。
 そのような場合、何ら〝動機付け〟もせず、一方的な業務命令で研修会へ参加させることは、受講後の効果面からも好ましいことではありません。


  一年一昔以上のスピードで進む変化の時代、「現状維持は退歩」です。自己啓発の必要性についての強弱はあるものの、部下は誰しもが分かっていることでしょう。だからといって管理者から一々ああしろ、こうしろと言いつけられると反発を覚えるものです。
 そのようなことから、最も望ましいやり方は職場の中に自己啓発ムードを醸成し、部下自身に自主的な方法で<能力開発>をさせるよう創意工夫したいものです。


 部下が自己啓発に熱心に取り組み自己の啓発目標に向かって努力するようになれば、管
理者が求めている業務遂行能力も伸び、それによって職場の業務目標がより良く達成でき
ることが期待できます。


 では、部下に自己啓発を奨める場合、どのようなことに配意したらよいのでしょう?
 先ず考えたいことは、「学習意欲」を喚起することです。そのためには部下に自己啓発のメリットを考えさせ、小さな目標を達成していくことが自信につながることを理解させることです。その場での納得を求めることはせっかちとも言えます。本人にも考え〝気付かせる〟時間を与えることが大切です。


 そうすることによって部下各人への管理者の〝刺激〟が適切であれば、部下の心の内に
学習意欲を引き出し具体的行動に繫げることは、〝バラツキ〟はあるものの可能でしょう。
 また、方法無き努力は「労多くして功少なし」です。具体的な方法・内容などについて部下から相談された場合、部下個々人の現状レベルを把握・評価している管理者が期待レベルに基づく適切なアドバイスができるようにしたいものです。


 今日は土曜日でも大方のサラリーマンが出勤なさっていることと思います。サラリーマ
ンといってもも人様々。中には休日出勤し人気のない高層ビルのオフィスから窓外に目をやりながら
「本日天気晴朗ナレドモ波高し」と、
 日本海海戦主席参謀秋山真之中佐(のち中将)の心境で経営戦略の具体的展開策を熟考中のトップを補佐する上級管理者もおいでのことでしょう。
 長い話は習近平さんでも嫌われます。続きは次回とします。
 では、良い週末を。ありがとうございました。


『追記』
 いつもお立ち寄りくださりお礼申します。前回投稿記事(27)はテキスト調で当ブログに馴染まないため、サブタイトルを替え記事を差し替えました。よろしければご覧ください。(11月16日(土)15時11分現在)



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