社員研修 『期待される管理者となるために』

皆さんこんにちは!  『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

【管理監督者シリーズ】 『部下後輩 指導のヒント』 (32) 「(続・続)再度<寅さ ん>に学ぼう」

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 こんばんは。あなたの帰宅時刻には、だいぶ時間が早いようですが、失礼します。


 あなたは、たった〝一言〟で別れてしまった恋人同士の話を、お聞きになったことはおありですか?
 この世で最もとは決めつけないものの、<良い人間関係>である筈の夫婦でも「何よ聞
いてりゃ偉そうに! 碌な甲斐性も無いくせして、あなた一人が男じゃないわ !!」と言って、ご主人に殺された奥さんの不幸な話をテレビが報じていたのをご記憶ですか?


 令和元年の今年も押し詰まってきましたが、12月になるとそろそろ「忠臣蔵」がテレビで話題になります。学校では教わらなくても赤穂浪士で有名な、浅野内匠頭の刃傷事件ならご存知でしょう。塩田で藩の財政が豊かだった赤穂家お家取り潰しの引き金となった事件です。


 名門家旗本(徳川家エチケット・マナーの指導役)吉良上野介は地元では名君とも伝わっているようです。お芝居では上野介の〝いじめ〟に遭い「礼儀も知らぬ赤穂の鮒 フナ侍が ‼」と罵倒された言葉も要因の一つと言われている。赤穂家がお家取り潰しにあったのは歴史的事実だが、真相は〝謎〟です。


 話をビジネス社会に戻します。人間にとって非常に大切なものの一つとして<プライド>があります。昔から『一寸の虫にも五分の魂』と言われている。これは、職場で働くあなたの部下たちにも当然言えることです。


 プライドとは何か? 「そのような〝つまらぬ〟ことで悩むなら、プライドとやらをここへ出して見せて御覧なさい」では、悟りを開いたお坊さんとの禅問答です。
 ここで申し上げることは、トランプさんの多民族・多言語・多宗教国家アメリカだけでなく、性別・年齢・職業を問わず万国共通と考えます。


 ビジネス社会でもトップの言葉でプライドをいたく傷つけられ(?)、会社を去った有能役員の話を聞いたことがあります。その後再就職することもなく家を売り払い、夫婦揃って米国へ移住し日本から送金される年金暮らしに入ったようです。


 かつて、大手商社のエリート課長が就業時刻過ぎ人気のなくなったオフィスで、執務中の課長の背後に回った部下にバットで撲殺されるという悲惨な事件がありました。これも課長に「お前の仕事ぶりは〇〇〇みたいだな」と何かにつけ言われていたのが、当該部下のプライドを傷つけたのが要因だったと、メディアが報じていた覚えがあります。


 課長は見込みある部下を〝鍛える〟つもりで言ったのかまでは、部外者には窺い知れま
せん。仮にそうだとして、部下指導上の必要性から<叱る>ことは、注意の前段階である、たとえ『忠告』であっても〝油断〟すべきでないと考えます。


 最近は、経営の神様であり叱り方の名人と評された「松下幸之助」さんと言っても若い方にはご存知ない人もおいでです。そのため補足すると、国民的歴史小説家である「吉川
英治」氏の言葉に『我以外皆師也』があります。
 そのようなことから参考にしたいのは、田所康雄も言っているではありませんか。「それを言っちゃ~おしめえよ」と。エッ、田所康雄をご存知ないですか? 
 「フーテンの寅さん」こと渥美清の本名です。


 寅さんの人気の秘密は、<関心>をもって人に声をかけることと、決して人を<無視>しないことでした。
 たとえば、挨拶一つにしても軽視すると相手には無視されたと受け取られることがあります。ハラスメントが問題視される現在これが要因の一つとなり、直近では訴訟にまで発展するケースもあります。


 そうしたことから、上司の一言でプライドを傷つけられ、当該企業の「人財」に将来なるかどうかは別として、新人が黙って職場を去っていくケースもあるでしょう。
 採用活動にお金と時間をかけ、短期間でも業務遂行上必要な<知識・技術・技能>をせっかく付与したというのに、組織内事情があるとはいえ勿体無いように思えます。


 このご時世、冬のボーナスをどこの会社でも支給するという訳にはいかないでしょう。
 そこでイントロに戻ります。
 仮に冬の賞与が支給されないとしても、少なくとも配偶者同士では、お互いに<思いやり>の気持ちを持ちたいものです。あなたはどのようにお考えになりますか?


 では、3回に亘る<寅さん>シリーズにお付き合い頂きありがとうございました。



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管理者研修講師 人材教育研究所 (過去と未来は「鉄の扉」。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼)