社員研修 『期待される管理者となるために』

皆さんこんにちは!  『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

【管理監督者シリーズ】 『部下後輩 指導のヒント』 (33) 「人の本性に基づいた言葉には 説得力がある」

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 今晩は。日付が変わって日曜日となりました。


 さて、人前で避けるべき話題として<政治・宗教・思想>の三つがあり、強いて言えばこれに「上司の悪口」が加わることは、前に申し上げたことがあります。
 今回の投稿記事は思想とは何ら関係ありません。 
 スマホ・SNSの時代、人で言えば喜寿を過ぎた78年前の古い出来事です。1941年12
月8日未明に何があったかを新人類1期生以降でご存知の方は少なくなっていることでし
ょう。


 今日は日本とトランプさんのいる米国間での太平洋戦争が勃発した日です。ABCD(米国・英国・中国・オランダ)ラインの経済封鎖で日本が〝孤立化〟し、開戦すれば真珠湾またはアメリカ西海岸への攻撃があることは、アメリカ側に把握されていたことは聞いたか本で読んだ記憶がある。 
 昭和当時の著名評論家の講演会では、日本の行動(真珠湾攻撃)を誘い出すようアメリカに仕向けられたと聞いたこともある。


 日米開戦には最後まで反対していた一人にハーバード大学で学び米国日本大使館付武
官として、ワシントンに駐在経験のある山本五十六大将(戦死後称号元帥)がいる。米国の資源・工業力をはじめその底力を見抜いていたと伝わっている。
 山本大将の在籍した海軍は絶対命令の組織である。組織の命令には従わざるを得ない世界であった。不本意だったようだが、今でいえば本店所属から現場最高指揮官である連合艦隊司令長官に就任する。後、最高指揮官の中で唯一人の戦死者となる。


 開戦に当たり山本長官が危惧していたことが起きた。それは日本大使館員が内地からの宣戦布告の暗号解読に手間取り、米国への開戦通告が遅れたことである。そのため先制攻撃が不意打ちとして米国民の反日感情を煽り立て、ルーズベルト政権が経済面での米国民の不満の目を日本へそらすことになる。
 ビジネス社会と同じく精神力だけで戦えるものでないが、日本には「大和魂」があった。一方米国には「ヤンキー魂」があり敗戦を迎える。


 ときに日本軍隊は「上官の命令は天皇陛下の命令だと思え ‼」といった特殊な世界であった。同じ階級でも先任将校(部課長級)が幅を利かし、下士官(係長・職長・主任・班長級)も同様だったと聞く。そうした組織を賛美するつもりは毛頭ありません。
 ただ、日露戦争の日本海大海戦に勝利したこともあり、海外からは日本海軍が強かったのは、士官(将校)よりも下士官が強かったからだと評された。


 1949年下半期第22回芥川賞受賞者(初)に小説家阿川弘之氏(文化勲章受章者)がおいでになる。前に月刊『文藝春秋』巻頭随筆を連載していた。エッセイスト阿川佐和子さんのご尊父と言えばあなたもご記憶でしょう。阿川さんのお話では、無論の事全てに当てはまる訳ではないが、海軍士官には〝ユーモア精神〟があったそうである。
 そのエピソードを講演CDでお聞きしたことがある。そのようなこともありブログで
も「サラリーマンは厳しいビジネス環境に置かれても 笑い飛ばせる余裕を持とう」と題して記事を更新したことがあります。


 「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」の標語のある海軍には『次室士官心得』があり、ビジネス現場でも参考になると思えるものがある。


 将棋好きだった山本五十六の人物評価は人様々分かれるのは当然として、文末に記した『男の修行(五戒)』のほかにも次の言葉がある。とりわけ〔その1〕がつとに知られている。


 私も若い頃某短期大学主催のビジネスマン対象の公開セミナーで担当講師からご教示頂きいたく感銘を受けた。ただ、〔その2〕および〔その3〕があることを知ったのは、だいぶ後になってからです。 あなたもご存知かもしれませんが、平成生まれの方もおいででしょうからご参考までに記載します。


〔その1〕 『やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動か
      じ』
〔その2〕 『話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず』
〔その3〕 『やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず』 


 ここで申し上げたいことは、教科書にも載らない軍人の言葉だから時代にマッチせず役
立たないと〝先入観〟で決め付けずに、何が言われているかの<真意>を捉えることが肝
要だと考えます。<人の本性>に基づいた言葉には『説得力』があるからこそ名言として未だに語り継がれているのでしょう。


 何事も知ると出来る(た)は大きな違い。リーダーの先輩としての実践的言葉は、管理者が日頃の『部下指導・育成(OJT)』面での「役割行動」を振り返る参考になると思います。
 人には男と女それぞれに性(さが)があるが、ここに掲載した名言は男女いずれの管理・監督者を問わず通用すると考えます。


 では、良い休日をお楽しみ下さい。ありがとうございました。



【参 考】 『男の修行(五戒)』(同じく山本五十六の言葉)


      『苦しいこともあるだろう
       云いたいこともあるだろう
      不満なこともあるだろう
      腹の立つこともあるだろう
      泣きたいこともあるだろう
      これらをじっとこらえていくのが
      男の修行である』


                                    以 上
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管理者研修講師 人材教育研究所 (過去と未来は「鉄の扉」。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼)