『話し方研修』 (222) 「言葉遣いより心遣い できれば添えたいクッション言葉」
【2019年12月25日投稿分 記事補充】
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寺子屋ラッキー
おはようございます。昨日財務省が発表した2021年度の法人企業統計では、2業種を除く全産業の経常利益は過去最高だったとのことです。今年度上半期の決算も上方修正する企業が続くように思えます。御社の場合はいかがでしょう?
ときに企業(組織)では、上司の命令は違法なもの、あるいは社内規程・規則に抵触しない限り普通は従わなければなりません。それでも、〝No〟と言わざるを得ない場合もあるものです。
たとえば、納期の迫った案件処理に追われ時間的に余裕がないときに別の仕事を指示されることもあるでしょう。
その場合ただ「出来ません」では、上司に不快の念が残る。上司にはキチンと事情を説明し了解を得るか、話し合って代替案を出すなどして、上司の判断を仰ぐのが良いでしょう。これが、『言葉使いより心遣い』の一例です。
また、結果的に断るにしても一言添える気配りも必要でしょう。それが「クッション言葉」です。職場の「マナー」ともいえます。次を参考にあなたなりにケースバイケースで使い分けてみて下さい。
〇 「すみませんが」(×すいませんが)
〇 「申し訳ありませんが」
〇 「残念ですが」
〇 「せっかくですが」
〇 「あいにくですが」
〇 「お手数をおかけしますが」
〇 「失礼ですが」
〇 「恐れ入りますが」
○ 「差し支えなければ」
〇 「思い違いかもしれませんが」
〇 「ご迷惑でしょうが」
〇 「勝手を申しまして恐縮ですが」etc.
この先はテーマを代えて部下の立場から申し上げます。
公務員の世界では来月初旬が下半期賞与支給の時期となりました。消費者物価指数が上昇する中でサラリーマンは会社の経理事情が許す範囲で冬のボーナスを期待したいものです。
では、また次回も遊びにおいで下さい。ありがとうございました。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント