『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (363) 「部下は花・草木と同じく 明るい太陽(上司)を見て育つ」

                            【ブログ 15分ミニ講演】


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寺子屋ラッキー


 こんにちは。男性用化粧品が売れているようですが、「イヨッ!色男、憎いネ」と言われて喜ぶ人はいるのでしょうか。成人男性は容貌・頭の良さよりも「仕事力」を評価される表現が好まれるように思います。


 さて、「男は度胸 女は愛嬌」のニュアンス言葉は英語・フランス語にもあるようです。語彙の豊富な日本には<美人・麗人・佳人>がありますがあなたはこれらの違いをご存知でしょうか?


 「麗人」と言えば、宝塚歌劇団の男装の麗人が想起されるものの、それぞれの言葉の遣い分けとなると、「意味付け」は〝とんと〟分かりません。世界の3大美人に挙げられるクレオパトラ・楊貴妃・小野小町にしても大きな〝いびき〟をかくこともあれば、便秘に悩まされトイレで唸っていたこともあったでしょう。社長さん、部課長さんと同じ人間ですから当然です。 


 仮に、女性への褒め言葉として遣うとなると、いかにも言葉の抽象度が高過ぎます。それよりも容姿とか性格の良い点だけでなく、アクセサリー・バッグ・洋服などの「拡張自我」の『事実』を認めるならば褒めることもあるでしょう。言葉に出すことで相手の認識欲求に応えることも我が家では大切なことです。


 さらに言えば、できれば本人さえも気付いていない点を言葉にして伝えることが、殊のほか肝要なことであり、職場マネジメントに当たる管理者にも共通して言えることだと考えます。とにかく、女性でも男性でもどのような印象を与えているかは、話と同じく「相手が決める」ことです。


 ところで、昭和時代には電柱に貼られたポスターに「ホステスさん求めます!! 明るい女性の方」と書いてあるのを見かけたものです。おそらく現在のネット広告の求人でも、「美人の方」とは書いていないでしょう。それは、何故か?


 そもそも、「明るい」とはどのようなことを指しているのでしょう。ヒントは、花・草木は明るい方向(太陽)に向くということを思い出して下さい。


 先ずは、性格が明るいということでしょう。そりゃそうでしょう。安サラリーマンがやり繰りして日頃の憂(う)さを晴らすため、下心なくホステスさんに楽しませてもらう目的でバーやクラブへ行くこともあります。それなのに暗い感じのホステスさんに応対されたとする。高いお金を払ってまで客が逆に気を遣ったのでは間尺に合いません。コロナ禍とは全く関係なかった昭和当時のバカげた話になり恐縮です。


 次には、声の明るさもあります。その点、いつの頃でも新人教育では、『明るい挨拶をしよう』と指導されてきたと思います。


 でも、どうなのでしょう? 明るいというのが「声の出し方」だけだとすると、生まれつきの〝ハスキーボイス〟は良いでしょう。ですが、男女とも声帯に起因することから、お世辞にも〝魅力的〟とは言えない「だみ声」の持ち主は、どうしたら良いのでしょう。<訓練>だけで容易に治せるとは思えません。
 では、「悪声」の方にとっては、〝悲観〟すべきことでしょうか?


 「(いな))」です。次に示す広義の『態度』で十分カバーできるだけでなくセールスポイントにもなります。ここで、話の構成要素を式にして振り返ってみましょう。


 話=言葉+音律(音調・語調・口調)+態度(表情・姿勢・動作・服装)から成り立っています。つまり、声は、話の構成要素の一つです。


 それよりもビジネスパーソンは先ずは「仕事ありき」です。<指示(命令)・報告・説明・説得・忠告・感化・会話>など「挨拶」も含めて話の目的達成の仕方を考えることが肝要なことです。
 欲を言えば、時には相手に<好感を与える>話し方などに意を用いることも必要なことでしょう。


 そのようなことから普通オフィスでは、<緊急時・非常時>以外での馬鹿でかい声は〝浮いた感じ〟を聞き手に与え『新人教育』と同じくやがて周囲に合わせるようにようになります。
 ただし、職種柄求められるであろう組織(自衛隊・警察署・消防署  etc.)を始め、不安全行為が災害に繋がりかねない建設現場などは別です。


 「おぃ、松木。今なんの話をしていると思ってるんだ。専務からの特命事項だぞ! 地声とはいえ少しは声をひそめろよ。場を考えろ、場を  ‼」と、上司から注意をされることもあるでしょう。
 反対に、おしとやかな性格であっても蚊の鳴くような小さな声は、自信無げで頼りなく見えるという前に、聞き取りにくく困ります。おそらく、ご自身も気付いていると思います。内気な性格だからだと済ませずに、〝意識〟して多少なりとも声を張るようにしたいものです。別途紹介する訓練方法はどなたでもご存じのことです。「力強い声」にするためにも必要なことです。


 なお、話し方における声には強い声と大きな声もありますが同じではありません。職場リーダーは時には「強い声」が必要になることもあります。関心のある方はその違いと使い方をネットで検索し動画を参考に各自で研究なさってみて下さい。


 では、リーダーは「明るく元気に颯爽」と、部下をパートナーとして上半期末に向け邁進してください。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」) 
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