社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (180) 「花・草木は太陽(明るい方)に顔を向ける」

ID:8559fx


 こんにちは。突然ですが、あなたは<美人・麗人・佳人>の違いをご存知でしょうか?
 「麗人」と言えば、宝塚歌劇団の男装の麗人が想起されるものの、それぞれの言葉の遣い分けとなると、「意味付け」は〝とんと〟分かりません。世界の3大美人に挙げられるクレオパトラ・楊貴妃・小野小町にしても大きないびきをかくこともあれば、トイレで便秘に悩まされ唸っていたこともあったでしょう。社長さん、部課長さんと同じ人間ですから。
 そのように考えるとこの先詳述する大勢を前にしてのスピーチでの『アガリ克服法』のヒントになります。


 仮に、女性への褒め言葉として遣うとなると、いかにも言葉の抽象度が高過ぎます。それよりも容姿とか性格の良い点だけでなく、アクセサリー・バッグ・洋服などの拡張自我の『事実』を認めときには褒めるなど、言葉に出すことで相手の認識欲求に応えることも大切なことです。


 さらに言えば、できれば本人さえも気付いていない点を言葉にして伝えることが、殊のほか肝要なことであり、職場マネジメントに当たる管理者にも共通して言えることだと考えます。とにかく、女性でも男性でもどのような印象を与えているかは、話と同じく「相手が決める」ことです。


 ところで、昭和時代には電柱に貼られたポスターに「ホステスさん求めます!! 明るい女性の方」と書いてあるのを見かけたものです。おそらく現在のネット広告でも、「美人の方」とは書いていないでしょう。それは、何故か?


 そもそも、「明るい」とはどのようなことを指しているのでしょう。ヒントは、花・草木は明るい方向(太陽)に向くということを思い出して下さい。


 先ずは、性格が明るいということでしょう。そりゃそうでしょう。安サラリーマンがやり繰りして日頃の憂(う)さを晴らすため、下心なくホステスさんに楽しませてもらう目的でバーやクラブへ行くのに暗い感じのホステスさんに応対され高いお金を払ってまで逆に客が気を遣ったのでは間尺に合いません。コロナ禍とは全く関係なかった昭和当時の馬鹿な話で恐縮です。


 次には、声の明るさもあります。その点、いつの頃でも新人教育では、『明るい挨拶をしよう』と指導されてきたと思います。


 でも、どうなんでしょう? 明るいというのが「声の出し方」だけだとすると、生まれつきの〝ハスキーボイス〟は良いでしょう。ですが、男女とも声帯に起因することから、お世辞にも〝魅力的〟とは言えない「だみ声」の持ち主は、どうしたらいいのでしょう。<訓練>だけで容易に治せるとは思えません。
 では、「悪声」の方にとっては、〝悲観〟すべきことでしょうか?


 「否」です。次に示す広義の『態度』で十分カバーできるだけでなくセールスポイントにもなります。ここで、話の構成要素を式で表してみましょう。


  ◎ 話=言葉+音律(音調・語調)+態度(表情・姿勢・動作・服装)から成り立っています。つまり、声は、話の構成要素の一つです。


 それよりもビジネスパーソンは先ずは「仕事ありき」です。指示(命令)・報告・説明・説得・忠告・感化・会話など話の目的達成の仕方を考えることが肝要なことです。欲を言えば、時には相手に<好感を与える>話し方などに意を用いることも必要なことでしょう。


 そのようなことから普通オフィスでは、<緊急時・非常時>以外で馬鹿でかい声は〝浮いた感じ〟がし『新人教育』と同じくやがて周囲に合わせるようにようになります。
 ただし、職種柄求められるであろう組織(自衛隊・警察署・消防署  etc.)を始め、不安全行為が災害に繋がりかねない建設現場などは別です。


 「おぃ、松木。今なんの話をしていると思ってるんだ。専務からの特命事項だぞ! 地声とはいえ少しは声を落とせよ。場を考えろ、場を  ‼」と、上司から注意をされることもあるでしょう。
 反対に、蚊の鳴くような小さな声は、自信無げで頼りなく見えるという前に、聞き取りにくく困ります。おそらく、ご自身も気付いていると思います。内気な性格だからだと済ませずに、〝意識〟して多少なりとも声を張るようにしたいものです。


 なお、話し方における声には強い声と大きな声とがありますが同じではありません。職場リーダーは時には「強い声」が必要になることもあります。関心のある方はその違いと使い方を書籍などを参考にして、各自で研究なさってみて下さい。


 では、昼休みをおくつろぎ下さい。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師 『人材教育研究所』(過去と未来は「鉄の扉」。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼)