『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (64) 「和を重視する職場風土をベースに 危機意識の共有化を図ろう」

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 米国大統領選挙戦の真っ盛りですが、世界のリーダーたる時期大統領に就任するのはどなたに決まるのでしょう? 日本経済への影響力が強いため、大いに気になるところです。


 ところで、あなたは七福神が一艘のボートのような小舟に乗った、それも立っている絵を見て違和感を感じたことはありませんか。七福神の中で誰がリーダーかは知りません。が、『和をもって尊し』とする農耕民族の日本人は別として、『人間関係論』発祥の地である多民族・多言語・多宗教国家の国民性の違う米国人が「いつ転覆するかもしれないのによく一緒に乗っていられるもんだ?」と、疑問を呈しても不思議ではないでしょう。
 そうしたことから七福神の中にも『問題意識』を持つ神様が出てくるかもしれません。


「ナ~みんな、チョット聞いてくれ。ここまでは問題なく来たけどな、このちっぽけな舟は、7人が一度に乗ったこともあるせいか、喫水が浅過ぎるように思える。乗っちゃったんだから今さら言ってもしょうがない。
 だけどさ、この先、いつ舟がひっくり返らないとも限らないように思えるんだ。このまま行けるって保証できる者はいるかい? 誰もできねーだろう。


 今は大気が安定しているが、いつ天候が変わり、たとえばだ! 強風吹きすさぶ中、木の葉のように波にもてあそばれスコールのような大雨に悩まされ、最悪のケース、全員が水の中に叩き込まれることも覚悟しておく必要があるように思えるんだ。


 そうしたことを踏まえての相談なんだけどな、問題が起こらないうちにこうしたらどうだろう。
 目的地へは風まかせの帆に頼る。ただ、少しでも舟を軽くするため、俺たち男は左右に三人ずつ分かれ交代で水へ入って舟につかまりながら泳ぐ。多少でも舟を前に進め目指す目的地へ向かおうということよ。どうだ名案だろう!
 但し、弁天様は水中で髪型が崩れると後のお手入れが大変だ。元気づけのBGM担当として琵琶(びわ)を弾いててもらうということで対象外だ。それよりも仮に俺たちが体調を崩した時は、病棟看護師長の経歴をお持ちなので何てったって頼もしいよ。


 ところで、世間には人生航路を目的目標もなく、なんとなく生きている人もいるかもしれないが、俺たちは違うぜ。無理しての乗り過ぎは変えようがないが、とにかく共通の<目的・目標>持って舟出した仲間だ。異論がなきゃ弁天様にも入ってもらってリーダーは日替わりの持ち回りとしよう。年功序列で俺が取り敢えずのリーダーにさせてもらう。
 リーダーにしちゃ一方的に喋り過ぎていると反省しているが、こうした状況だ。勘弁してほしい。


 そこで結論だ。弁天様を除くと確かに高齢者チームだが、何てったって俺たちには体験を生かした知恵がある。この先危機的状況に遭遇しても初志貫徹。一致協力して何とか乗りきり、目的地を目指そうじゃないか! どうだろう みんな?」(「真夏の夜の夢」より)


 今回のテーマにする予定だったタイトルは未だしも、つまらないことを申し上げ失礼しました!
 ときに言っても詮無い事ですが、とにかく暑いですね! こうしたご時世浮世の憂さを忘れて、団扇(うちわ)片手に浴衣がけで縁台将棋に打ち(指し?)興ずるのも風流に思えますが、いかがでしょう? 


 では、良い週末をお過ごし下さい。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)