社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (68) 「物言えば 唇寒し 秋の風」

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 今晩は。ご帰宅でしょうか?


 今日から来年高卒予定者を対象とした採用試験が始まりました。高学歴社会とはいえ、病院と<診療所・医院・クリニック>との違いの法的根拠はともかく、学生と生徒の違いを知らない方がいる。就職率の話題からして院卒・大卒(含む短大・高専・専門学校)が優先されている。業種によっては技術系は院卒以上となっているのはいかんともしがたい。中小企業でも中には入社試験の応募資格が大卒以上に絞られており高卒には受験する門戸さえ開かれていないのは珍しくない。


 家庭的事情で進学できない生徒もおり、文科系大学(学部・学科)によっては学士取得者の能力が高卒のそれとさほど違いがあるとは思えず、高(中)卒の存在が見くびられている印象を受けることもあり、残念な気がすることもある。
 そうしたことから『人間万事塞翁が馬』とはいえ、高校生が試験会場で緊張するのは当然としても〝あがる〟ことなく培った力を発揮できるよう大いに頑張ってほしいものです。 


 それでは、前回に続けます。仮に職場で「係長、今〝そうきゅう〟にやるようにとおっしゃいましたよね。それは〝さっきゅう〟の言い間違いです。新聞では使われても仮名を振っていないので分かりませんが、NHKのニュースでは例外なくキチンと言っています」などと上司へ〝忠告〟すれば、
 「あぁそうかね。知らなかったよ。よく教えてくれたな。俺も知らないことがいろいろあるからサ、他のことでも何か気付いたことがあったらいつでも遠慮なく言ってくれ。頼むぜ!
 ところで、どうだい? 君の予定がなけりゃ久しぶりで帰りがけに軽く一杯いくかネ。教えてもらったお礼におごらせてもらうよ」と、言われるケースはあまりないでしょう。


 反対に「松木な、お前いつから先生になったんだ。ここは学校じゃないんだぞ。誰に向かって物を言ってるんだ。若造のくせにつまらんことを言いやがって、10年早いんだよ。10年! 言いたかないが、そんなことをほざいてる暇があるんなら、やるべきことを考えろ!旬間計画書をサッサと出すんだな。分かったか ‼ 
 ウン、分かったようだな。それでいいんだよ。俺もチョット言いすぎたかな? 席に戻って仕事をしなさい。⤵ 」と、多忙な上司も言うだけ言えば可愛い部下のことです。自分が言ったことを自己反省することはいくらでもあることです。こうしたことは別の機会に申し上げますが、心理学的にも説明できます。


 ただ、『物言えば唇寒し秋の風』ではないが、上司の〝ムシの居所〟次第では「小さな親切 大きなお世話」にならないとも限りません。人は心のうちに湧き起こる感情を「コントロール」することは、殊のほか難しいものです。おそらくアメリカ企業の職場ボスも例外ではないでしょう。


 そうしたこともあり、全国に260万ある法人企業の職場実態は知りませんが、上司・部下とも教科書通りにはいかないものです。パワハラを云々(うんぬん)する前に上司の性格および面子並びに置かれた状況を観察して〝口の利き方〟に注意することも時には必要でしょう。
 ただし、前に詳述した『上司補佐』の五つのリクワイヤメントの一つである「意見具申」は部下として必要なことであり、ここでの話とは違います。念のため。


 蛇足ですが、当ブログはお客様とも言えるリピーターについては、何の『属性』も存じ上げないため『聴衆分析』が全くできず、焦点合わせもできません。それでいて「注文」が多いことは自覚しています。
 ここで連想されるのがあなたもご存知の「宮沢賢治」です。『注文の多い料理店』の著者であるが、当時(明治中旬~昭和初期)としても短命だったといえるでしょう。その代わり賢治の良き理解者であり協力者であった実弟「宮沢清六」さんは97歳まで長生きされた。


 清六さんの口癖は「あぁシェイシェイ(清々)するな~」であったと、仏教学者の先生からお聞きしたことがある。日本経済回復のためにも早く新型コロナが「終息」し、清六さんのように深まりゆく秋を満喫したいものです。
 では、良い週末をお楽しみ下さい。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)