『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方研修』 (63) 「挨拶の心得 三条件」 (その2)

ID:8559fx


 おはようございます。早速前回に続けます。


 これは相手が同僚だけでなく、あなたの上司に対しても同じで〝ゴマすり〟とは違います。ハラスメントが問題視される現在でも、自分に関心を示されて不愉快になる人はいないものです。これは、心理学・行動科学を持ち出すまでもなく『人間の本性』です。いるとすれば当該者に対する日頃の職場行動を振り返ることが必要かもしれません。


 たとえば、あなたが配偶者あるいは恋人からプレゼントされたスーツ・ネクタイなどを身に付け出勤したとします。忙しい職場だからといって、気が付いてはいても誰も何も言ってくれなかったとしたら、その夜枕に頭を乗せた時に寂しい気がしませんかね?


 ただ実際には、口で言うほど簡単なことでないことは、あなたの職場を見ればお分かりでしょう。よく観察してみて下さい。いずれあなたが部下を一人でも持つ立場になった時、ここで申し上げている意味が多少はご理解いただけることと思います。
 挨拶の仕方の工夫は、動作、時機なども勘案しましょう。このことはお客さまとの応対あるいは日常の職場生活の中で各自研究なさってみて下さい。


 第三は、挨拶は「投げ」、返事は「受け」だということです。
 煩わしい『人間関係』は、ここから始まります。返事をしないのは、人間関係を拒否している姿ともいえます。どうせするなら気持ちよく、「ハイ」の二文字の出し惜しみをしないように気をつけたいものです。


 あなたが、「ハ~イ⤵」などとイヤイヤ返事をすると、上司は、あなたが〝ヤル気〟がないと受け止められる場合もあるものです。「ナンだ、そのけだるそうな嫌ったらしい返事の仕方は?  他の者に頼むからもういい! 松木には頼まん」と気分を害されます。この場合の返事の仕方は、話し方の面から見れば〝良い返事〟とは言えません。


 外交面での首脳会談をイメージして考えてみて下さい。仮に「シェークハンド」しようと〝片手〟を差し出したが相手から拒否をされたとします。あなたが挨拶をしても、相手が返事をしてこないのと同じです。どんな気持ちになりますか。そういうあなたも、気分が悪い時、返事をしないことがあった筈です。


 たとえば、子供の頃団塊の世代の父親から「太郎聞こえているのか? 返事くらいしたらどうなんだ !!」と、叱られた記憶がありませんか。
 返事をしないのは、あなたには悪気がなくても、相手には無視されたと誤解されることもあるので、「テレワーク」であっても気をつけたいものです。
 つまり、挨拶とは本来は「一方行為」であり、〝見返り〟を期待すべきものではありません。とは言っても人は<無視>されることを大変気にする動物です。


 ここで申し上げたいことは、挨拶は<関心の表れ>だけでなく、<好意・敬意の表明>でもあり、相手の心理に「プラスの影響」を与えるものだということです。
 サラリーマン生活を送る上で最低限の「人間関係」を維持するために必要なだけではなく、ときには『人を動かす力』があります。ですから、挨拶は仕事と同じく「先手必勝」を心がけたいものです。
 なお、「挨拶の働き」についてはこの先テーマを変え管理者研修の中で逐次問題提起していく予定です。ありがとうございました。



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)