社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (105) 「和顔施の教えを 労務管理の実効を上げる一助としよう」

研修講師

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 おはようございます。


 あなたは『無財の七施(ななせ)』という言葉をご存知ですか?
 これは、仏教経典にあるものです。人はいくら貧しくてもあるいは病床にあっても他人に<七つの施し>ができるという教えです。その一つに「和顔施(わがんせ)」があります。
今風に換言すれば、<笑顔>あるいは<微笑>で人と接しようと言い換えてもいいでしょう。


 以下はオフコンはあったがパソコンは未だ普及せず「電子カルテ」が導入された初期の頃の話です。
 精神科医であり小説家(評論家)でもあった「なだ いなだ」先生のお話にもある通り、ドクターはパソコン操作が不得手でも院長先生の承認を得られればパスし「治療に専念」できた当時です。


 病院勤務をしていた頃、勤務先でのあるドクターのお話を聞いて「なるほどナー」と思ったことがある。それは、笑顔の無いドクターは、笑顔のあるドクターより誤診をする〝きらい〟があるということでした。何故か?


 技術革新により医療技術も高度専門化している。検査データで様々な要因が把握できる現在と違い、当時はおっかないドクターには患者が積極的には話さない。反面、笑顔のあるドクターには患者が色々と話してくれる。そこには『会話』が成立する。
 そうすると、「アッこの人は、こういうことを言いたかったのか。ということは・・・、この辺が問題だな?」と、患者自身も気付いていない本当の〝痛み〟が分かってくる。だから、誤診しなくて済むようにもなるという。
 つまり、笑顔の無いドクターは、自分だけの判断が多くなるので誤診する確立が高くなるということでした。


 でも、どうなんでしょう? ドクターの医療知識・技術が当時より格段に進歩している現在どこの病院でも通じる話とは思えない。過酷な医療現場は20年以上前から報じられていることであり今に始まったことではありません。入院するとその一端を垣間見ることができる。
 いわんやコロナ禍で献身的にご苦労なさっている現在のドクターには、ここでの話が通用するとは思えません。


 強いて言えば病院というよりは、かかりつけの身近な開業医<診療所・医院・クリニック>の先生(ドクター)の診療行為を拝見していると、『人間(患者)情報』の収集という点では全くの門外漢にも分かる気がします。


 一方ビジネス現場の管理者に置き換えると、業種・業態・規模別にそれぞれの立場・役割があり、ペルソナ(仮面)を被らざるを得ない場合もあり簡単なことではないでしょう。
 それでも多忙な管理者が常には無理としても笑顔あるドクターを見習い適宜適切に「和顔施」を実践すれば、『労務管理』の実効を上げる一助になると考えます。


 では、今年はご家族・恋人・友人とあるいは一人でゆっくりと、いずれもヒッソリとクリスマス・イブをお楽しみ下さい。お立ち寄り頂きありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼ 」)