社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (86) 「上司への報告は 良くも悪くも 事実に基づき知らせよう」

研修講師

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 おはようございます。お釈迦様は『嘘も方便』と言っている。私生活における配偶者同士では言い訳を含む「嘘」が夫婦円満関係の維持には必要なものでしょう。


 その点、職場で上司への報告あるいは情報提供は、事実に基づき知らせることを誰しもが知っている。しかし、内容によっては<自己防衛規制>が働くこともあるため、生きたビジネス現場では〝わかっちゃいるけど〟皆無にすることは実際にはできないことがあるものです。それは部下の報告能力をはじめとする何らかの<要因>があるはずであり、そこに手を打たない限りいつまで経っても改善することは難しいでしょう。


 かつて経済同友会の代表幹事を歴任した経営者の会長室へある日のこと、当時著名な経営評論家が訪問したことがあった。ひとしきり話が弾んで辞去するため茶をすすり腰を上げた。テーブルを挟んで座っていた会長も立ち上がりながら言った。


 「お帰りですか? いつも率直なご意見を頂戴いたしましてお礼申します。あなたのよう
 な社外の方の目で、大所高所からの忌憚のないお話を伺わせていただきますと、私どもの
 企業運営の参考になります。うちの者は真面目ではありますが、とかく耳障りのいいこと
 しか言ってこないきらいがあるものですので大変参考になりました。
  どうかまたお越しいただき、識見あるお話を承りたいと存じます。今日はお忙しい中を
 お運び頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
といった話が残っている。


 ことほど左様に企業規模が大きくなるにつれ、上級階層への報告はいつしか<付加・省略・歪曲・変形>され「正しい報告」がなされるのは、悪意はなくとも中々難しいようです。前に報告の仕方では次の通り申し上げました。
 「結論(結果)を先に 経過(経緯)・理由は後で 意見は聞かれ(求められ)たらすること」が〝原則〟ですが、実際には上司の好みもあり報告の順序は一概には言えません。


 とにかくビジネス現場では上司がマネジメントを「ファクトコントロール」で行う観点から、作文をしたり数字を舐めたりするなどの脚色をせずに『正しい報告』が肝要なことです。職場リーダーがマネジメントサイクルをキチンと回し業務のスパイラルアップを図るためには「正しい報告」でないと、管理者は判断力・決断力を誤ることにもなりかねません。(以下サブタイトルを替え管理者研修に続く)


 では、今日も一日お元気でお勤めください。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)