社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (71) 「長い話が嫌われるのは いずこの国も同じこと」

【2021年03月10日 投稿分】


ID:8559fx


 こんにちは。


 今年の桜の開花予想は例年より早いようです。本来であれば陽気が良くなってきたこの3月から5月にかけては結婚式シーズンの到来です。いかんせん緊急事態宣言下の現在です。企業活動には必要(別途提起)と思える部下との距離は、<3密・ソーシャルディスタンス>に抵触してまで維持するわけにはいきません。


 披露宴もコロナ禍でオンラインと形を変え規模が縮小されるご時世です。デパートの外商部門と同じくホテルの宿泊部門より売り上げに貢献するはずの「料飲部門」も手をこまねく状態のように見受けます。
 そのためトンと聞かなくなったのが披露宴に欠かせない和製英語である「テーブルスピーチ」での長い挨拶です。


 人は(聞き手)は親しみやすく飽きやすい、心の移ろいやすい生き物です。そのため長い話が飽きられ嫌われるのは、欧米人も含め万国共通と言っても過言ではないようです。
 たとえば、『トムソーヤの冒険』で有名なユーモア作家のマーク・トウェインは、彼の物語の中で次のように皮肉に語っている。


 「ある日曜日の朝、説教者が改宗に向かって伝道事業の寄付金募集のスピーチを始めた。
聴衆は熱烈な訴えに感動した。私は25ドルの献金を決意した。説教者の話は続いた。そ
れから15分のち、献金を10ドルに削った。
 なおも話は延々と続く。さらに5ドル節約して献金することにした。話はまだ続いた。次に1ドルしか献金しないことに決めた。それから30分後に話は終わった。
 献金箱が回されてきたとき、最初に決意した25ドルを寄付する代わりに、私はその箱の中から1ドル頂戴してやった」


 簡潔さは話の生命とも言える。ダラダラとした〝牛のヨダレ型〟の長話は、ビジネス会話としては不向きです。職場での報告・説明だけでなく折衝・交渉事も、どんなに複雑な場合でもできるだけ話の要点を絞り、簡潔に分かりやすく話さなければなりません。
 これは相手の頭が鈍いとか悪いとかのことではありません。とにかく相手は忙しいのです。なぜ長話になるのでしょうか?(続く)


 では、昼休みをおくつろぎ下さい。ありがとうございました。


❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)