『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (90) 「相手の立場にたって払拭したい 五つの抵抗感とその対応」 (その1)

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 おはようございます。


 今回の投稿記事は先月22日の(87)「折衝・交渉する場合は 相手の抵抗力を弱めていこう」の続編です。
 相手の抵抗感にはどのようなものがあり、そのためにはどのようにしたら良いのでしょう。それは次の5点です。


 まずは、相手に好感が持てないための抵抗感の排除です。
 相手が一番嫌うのは、話し手の自己中心的な考え方であり、相手の都合も考えない身勝手な行動です。そのためには、相手から悪い印象、不快なイメージを取り除くことが大切です。
 対話中の話しての「態度」に、<不親切・冷たさ・ぞんざい・小生意気>といった要素がないか反省してみましょう。<好き・嫌い>といった感情は案外こちらが気付かない些細なこと(クセ)が原因となるものです。


 次は、相手の不安の種を早く取り除くことの必要性です。
 警戒のために抵抗していることもあります。何がどうして不安なのか、ともかく先手を打って早く安心させ、不信感を払拭しなくてはなりません。警戒心を深めてしまってからでは苦労しますし、ますますやりにくくなることもあります。


 先手を打って「多分こういう点にご不安をお持ちなのではないでしょうか。それは当然のことだと思います。ですが、ご心配は要りません」とか、「あなたに限ってお疑いではないと思いますが、念のため申し上げておきます。よく世間では私どもの考え方を間違えて捉えられている方がいらっしゃいますので」と誤解を解く配慮も必要です。
 ただし、あまり馬鹿丁寧な言い方も考えものです。それはここでは取り上げず別途お話します。(続く)


 では、桜がちらほら咲き出したようです。昼休みをおくつろぎ下さい。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)