社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (102) 「もとより人は群棲動物 一人では生きられない」

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 こんにちは。昼食前に失礼します。


 人は他人の話しを「聞く」よりも「話す」方が好きな動物だとしてこれまで職場事例を交え申し上げてきました。しかし、人様々です。当人の<性格>あるいは<置かれた環境>にもより一概には言えません。


 アメリカでは孤独な老婦人が謝礼金による電話での話し相手を広告で募ったことが書籍に紹介されていた。反応は無かったとも書かれていた。出張した折資産家のやもめ暮らしの年配ご婦人が愚痴話を聞いてもらうため便利屋さんを有料で招く人がいるとマッサージ師の話にあった。
 これと同じくただ心を開いて話せる相手がいないというだけでSNSでは満たされず、実際には淋しいのではないかと思える方が広い世間にはおいででしょう。


 例えば、純朴な若者が地方から〝生き馬の目を抜く〟都会へ出てきたものの水が合わぬことから無口となった。そのため「あの人チョット変人じゃない」という決め付け方をされ〝損〟をしているケースも数は少ないもののあることでしょう。


 「ナニッ? 絶交だって⁉ 何だよ藪から棒に。絶交、結構、それもいいだろう。これまでだ。じゃーアバヨ ‼」と、『自由選択的人間関係』なら男女間も含めあったとしても、<強制的人間関係>の職場となるとそうは容易(たやす)くいかないように思えます。


 それでも世間には「俺(あたし)は、孤独を愛するタイプでね。話すのは煩わしいし嫌いだネ」とか、「あたしは一人でいたいの。ほっといてよ!」いう人も昔からいるようです。ですが、果たして〝本心〟なのでしょうか?  


 フランスの小説家バルザックは「孤独はいいもんだ」と言っている。それでも直ぐに「けれどもまた『孤独はいいもんだ』と話し合える<相手>がいることは〝もっといいこと〟だ」とも付け加えている。


 その点〝コロナ禍〟のご時世であってもとかく人は群れたがるのはおそらく諸外国でも同じでしょう。殊に日本人は、仲間を「村八分」にしても二分は救う機会(敗者復活)を与える義理を重視し人情に厚い国民性の民族です。オンライン職場のあなたの周囲ではいかがでしょう? 


 ときに医療技術の革新で世界一の速さで超高齢化社会が進展しています。そうした中で厚労省によりますと、三年後には高齢者の2割が認知症を危惧される時代です。約半世紀前のベストセラー小説『恍惚の人』(有吉佐和子著)、あるいは映画『花いちもんめ』(千秋実主演)に出てくる主人公と同様になっては、本人(男女共)は分からなくなっても一人で生きてはいけません。家庭事情で主夫・主婦と立場が異なっても配偶者同士は幾つになってもお互い労(いた)わる仲でありたいものです。


 併せて悔いのない人生を送るためには『年金制度』も含め<世代間扶養>の在り方を、巣ごもり生活で時間ができた時に考えてみてはいかがでしょう。
 では、良い週末を。今週もおいで頂きありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)