社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』  (130) 「現役から予備役になったとしても リーダーらしい生き方を 貫こう」

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 こんにちは。休日をいかがお楽しみですか?


 人は誰しも<関心>を持ってもらいたいという「潜在的欲求」があり『本能』ともいえます。反面<無視>されることを嫌い、時には恐れもします。


 あるお父さんがこういうことを言っていた。東京から大阪へ出張することになった。
「オィお父さん三日ほど出張するぞ。お土産買ってくるからな。お母さんの言うことをよく聞いて待っていろよ」と、子供に言った。するとお子さんが
「お父さん三日もいないの。僕寂しいな~。お父さんがいないとボクやっぱり寂しいよ。お父さん好きだからさ」なんてことを言ってくれると父親としては物凄く嬉しいものです。


 ところが、「オィ、三日ほど大阪へ行ってくるぞ」と言ったときに子供さんが、
「お父さん、たった三日? もうちょっと行ってきてよ、ゆっくりネ」。さらに続けて
「何なら帰ってこなくてもいいよ」とまでは言わないまでも、似たようなことはあるものです。夫婦間ならいざ知らず、これでは感心できません。


 もっと厳しいのは、あるお父さんが「俺もやられたよ」と、こんなことを言っていた。週休二日制のある土曜日、午前中会社へ顔を出し午後すぐに帰宅した。そこで奥さんが、
「アンタこれからお使いに行くから留守番しててね。子供が帰ってくるまで頼みますよ」


― あー行ってこいよ ― 


 と、茶の間でテレビを見ていたという。そこへ小学生の上の男の子が「ただいまー⤴」と元気よく帰ってきた。そしてドアーを開け「アッ! お父さんもう帰っていたの」と、てっきり言ってくれるものと彼は思っていた。


 確かにドアーは開いた。そこで子供は何と言ったか?


「ナンダ誰もいないのか?」と言うやいなや二階へ上がっていったという。


― 誰もいねーとは何だ! 俺がここにチャンといるじゃないか。何を言っているんだ、アイツは ⁉ ー


 つい子供は本心を言っちゃったんですネ。お母さんがそこにはいなかったから。これはどういうことですかね? その理由はある程度私にも察しが付きますが・・・。


 団塊の世代が来年から後期高齢者の仲間入りをします。また、新人類一期生が間もなく還暦を迎えます。
 新卒で入社後の定年までが日本的経営に守られていた当時の40年が不確実となり、40代からリストラの対象として一部企業では拍車がかかる現在です。
 株式市場(日経平均株価)の動きは現在のところ堅調でもM&A、アウトソーシングが深く静かに進行し、大型倒産がときには毎週のように報じられる厳しいご時世です。


 国内法人企業の7割は赤字決算か合法的な赤字処理にせざるを得ない場合もあるでしょう。それでも直近で過去最高益を更新しているグローバル企業はあります。構造不況業種でも勝ち組企業が存在することはこれまた事実です。この時期愚痴をこぼすのは詮無いことです。しかし、それ以上にダメ元精神で<目標>を微粉末にして知恵を出し、たとえ匍匐(ほふく)前進でも『行動力』を発揮したいものです。


 仮にあなたが中高年にさしかかっていたとしたら、家庭リーダーとしての切り替えが必要でしょう。これにより家庭が何か少し変わってくると、『職場』に対する考え方も変わってくるように私には思えます。


 大事な問題は、昔の軍隊用語でいえば「予備役(えき)」です。企業によっては50歳までにある程度のポストに就いていないと役職定年でライン(職制上)の長から外され後進に道を譲る。ケースによってはそれまで培ってきた『実績』があっても残念ながら肩書きを失いサラリーマンの悲哀を味わうことになる会社は40年前から存在していたことです。
 したがって、質的に下がるという意味ではなく、役職(部課長)面では現役から予備役になるかもしれません。


 ただしですよ。『人生の先達(せんだつ)』として、家庭の親父として、これは死ぬまでリーダーですよね。あくまでもリーダーです。何を言われてもリーダーはリーダー。
 ならば、<リーダーらしい生き方>を今一度お考えになってみてはいかがでしょう?


 最後に、何処を切っても変わらないのが金太郎飴です。同じくいつの時代も先を読めないのが世の常です。それでも公私共に<判断力・決断力>は求められます。サラリーマン人生は急(せ)かず騒がず焦らずに、たゆまぬ前進を続けましょう。


 では、寝苦しい時期を迎える前に十分な睡眠で内面を充実させ、明日からもどうか頑張って下さい。以上で終わります。ここまでお付き合い願い、ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)