社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (82) 「分かり易く 感じの良い話 とするための3条件」

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 おはようございます。前回に続けます。私はそのための条件として、<言葉・声・態度>の三つを上手く使うことをお奨めしています。


 第一は、分かりにくい言葉や感じの良くない否定的な言葉はできるだけ避け、分かり易く感じの良い言葉を選ぶことです。同じ言葉を使っても言い方によっては、全く反対の意味になることもあります。


 たとえば、「利口」という言葉は、相手の頭の良さを評価するときに使います。
 しかし仮にあなたが相手から「フン、あなたはお利口さんですよ!お利口ですとも?」と言われたらどんな気持ちになりますか? 
 これは、言葉は肯定的であっても気持ちのあり方が否定的なため〝皮肉〟となり、相手に不快感を与えることになるのです。


 第二の声については、生来のガラガラ声を美声にすることは、声帯という生理的な問題もあり、訓練したからといって容易に変わるとは思えません。
 しかし、声には話し手の内面的態度だけでなく人柄を感じることもあります。営業マンだけのことではなくその人の〝セールスポイント〟ともいえ軽視はできません。
 そのためには、イントネーション(抑揚)、プロミネンス(強調)、インターバル(間)についてICレコーダーを使い「自己点検」することも無駄にはならないでしょう。


 第三の態度で問題になるのは<表情・姿勢・動作・服装>などです。『目は口ほどに物を言う』と言われるのもその一つです。
 挨拶一つにしても、程よい角度で笑顔を浮かべてされるのと、仏頂面でお義理の挨拶をされるのとでは感じが違うものです。だらしのない服装、不自然な姿勢で話をされると、いくらいい言葉を使い、声の使い方が良くてもなんとなくチグハグな感じを受けるものです。慇懃無礼な態度も同じです。
 ちなみに、ある大脳生理学研究者によりますと、相手の深層心理は、〝左顔(目)〟に出るともいっています。これは、神経交差による「右の脳(感情脳)」の表れと教わりました。


 以上のように考えると、話は単に言葉だけの問題ではないと申し上げている意味合いが多少はご理解頂けると思います。そのようなことから「言葉は話の全てではない」ということで、これまでにもお話してきた次第です。
 あなたも人と話をする場合には容易な事ではないものの、できれば上述した3点に意識を向けて頂きたいと思います。


 仮にあなたが職場でのご自身の『話し方』に〝問題意識〟を持ったならば、たとえ相性の悪い<ベテラン上司>でも『我以外皆我師也』です。日頃から言動を注意深く観察し、書籍・ネットからは学べない『実践的話し方』の〝生きた教材〟として良い点は貪欲に吸収し自己成長の糧にしたいものです。以下は蛇足です。


 ときに、仕事への取組み姿勢は「一生懸命」が正しい表記です。しかし、何事も「一生懸命」していたら丈夫で長持ちしないように思えます。実際には「一所懸命」が言葉遣いとしては適切だと考えます。


 『話は人なり』と言います。ここぞというときの話は、競走馬の出走レースに見られるよう瞬発力を生かした<一所懸命>という『態度』を基本にすることが肝要なことでしょう。
 あなたの<個性>を生かした話し能力を高め、顧客応対・職場マネジメントで実践し業績面でのさらなる向上をお図り下さい。


 関東地方では今日から例年より遅い梅雨入りとなりこの先鬱陶しい雨続きの日が多くなるようです。シトシト雨でコロナ菌が洗い流されるといいのですが。
 では、公務員以外のサラリーマンの方も賞与支給に若干期待しつつ、今週もどうかお励み下さい。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)