社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (100) 「人間関係維持のため 相手に応じた 古人の教え(知恵)」(その1)

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 こんばんは。


 さて、何事もそうですが『目的』をしっかり掴んで行動することだけは忘れない。これだけは敢えて強調したいと考えます。職場で話す時でもTPOに応じて目的をしっかり掴むことは、非常に大切なことです。
従って、目的を達成できない話は、効果があったとは言えず、「上手な話し方」とは言えません。場合によっては、〝雑音〟であり、逆効果になることもあります。『会話』にしても然りです。


 ここで復習です。会話の目的を覚えておいでですか?
 会話の目的は、日常の『人間関係』を円滑にすることです。日常会話というものは話し方の巧拙よりも、お互いに「共通の話題」で会話(快話・回話)とするのが好ましいあり方です。


 しかし実際には、「日常会話」でのつまらないことで角突き合い、本来なら最も良い人間関係の〝はず〟の夫婦間でも、いつ『信頼関係』が崩壊しないとも限りません。ビジネス現場では〝なにをか言わんや〟で「油断禁物」です。
 反面、虫が好かなかった相手と出張した折に同室となり、素面(しらふ)での会話を交わすことで誤解が解け、『昨日(きのう)の敵が今日の友』になることは決して珍しい話ではありません。


 その点、世間には人見知りだけでなく人付き合いが煩わしく不得手とする人がいます。どこでも見かけることであり格別視することではありません。
 あなたもご存知の明治時代の文豪二葉亭四迷の『浮雲』に登場する主人公「文三」も同じです。せっかく処遇が上がったのにもかかわらず上司と折り合いがつかずやがて職場に居づらくなり退職していく行(くだり)が印象に残っています。 


 余談はさておき仕事を進める場合、コミュニケーションの良し悪しで仕事の「成果」が変わってきます。風通しの良い職場とは「仲良しクラブ」ではありません。職場での仕事をスムーズに行うためには、相手により適度な「車間距離」を取りつつも<コミュニケーション>を円滑に図り<話す・聞く>必要があります。
 そうでなければ、企業・官公庁・団体などの組織内における<情報の共有>が図れず業務に支障を来さないとも限りません。情報過多のSNS社会だからこそ殊のほか大切なことです。


 テレワークの時代、人前でスピーチする機会は減っているものの日常会話は煩わしく思っても交わすことでしょう。繰り返しになりますが、日常会話というものは休憩時間・時間外にメンバー同士で相手との共通の話題を切り出し、あとは上手な<質問・相づち>で会話を弾ませるのが〝理想〟です。


 ただ、得意先での用談前後の会話にしても、話題に行き詰ると場が〝しらけた空気〟になることがある。スピーチだけでなく会話にも〝間(ま)〟があってもいいように思えます。
 しかし、これをフランスの諺では『天使が通る』といって、国民性が異なってもやはり嫌うと聞いたことがある。そのため共通の話題を直ぐに思いつくヒントを〝語呂合わせ〟にしてご紹介したことがあります。


 では、今回はここまでとし次回に続けます。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)