社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (102) 「生きた話し方を学び 自己実現達成の一助としよう」

ID:8559fx


 こんにちは。週明け早々お立ち寄り頂きありがとうございます。


 さて、「話し方教室」をタイトルにした書籍が数多くある中、知っている限りで個人的に最も勉強になった出版物があります。それは、言語学者金田一京助博士のご子息であり現在講演活動でもご活躍中の金田一秀穂教授のご尊父、言語学者であり国語学者でもあった金田一春彦先生の『話し方教室』です。


 「難しいことを難しく言うのが学者」だと明言していた方がおいででした。聞き手はそれを高尚な話として受け止める人もいましたが、どんなものでしょう? その点金田一春彦先生は、「難しいことを分かり易く」話されており感銘を受けました。
 「挨拶の働き」および「敬語の使い方」並びに「人を惹きつける話し方」は、スキル・テクニックを追うことなく、SNSのご時世だからこそ学習し日常生活を振り返る価値が十分あると思えます。


 ときに、私たちは日々「話し言葉」と「書き言葉」を使って生活しています。言葉とは〝ことの葉〟と書きますが、心という種から芽を出し成長したものだというのが語源のようです。話し手の意思、感情、思想などを表す道具が「言葉」であり、目的達成の手段が「話し方」です。
 ただ、一般サラリーマン(ビジネスパーソン)にとっての話し方に必要なのは、技術というより〝技能〟と、個人的には考えています。


 その点世間には「話し方は技術ではない。人柄だ!」と考え、話し方について〝無関心〟な方もおいでです。私もこの考え方は間違えているとは思いません。
 話は人柄だという考え方は、歌の文句ではないが『襤褸(ボロ)をまとえど心は錦』というのとよく似ています。ボロをまとっている人でも教養を兼ね備えた心の美しい方はおいでです。決して珍しいことではありません。


 でもどうなんでしょう? 誰でもボロをまとっていればそれでいいことにはならないと思えます。それは公正な人事効果をする際の三つの注意点の一つである、「ハロー効果」にもいえることですが、ボロをまとっていると世間的にはどうしてもそのように見られがちなものだからです。


 話し方でも同じでしょう。人柄が立派であれば話し方の技術が多少拙くても「人を動かす」ことのできる方は、日本経済を実質支える中小企業の社長さんをはじめ、これまた数多くおいでです。


 しかし人柄だけで、<いつでも、どこでも、誰とでも>、話の「目的」を達成することができるかと言えば、説得や交渉事を考えてもそう容易にいく訳がありません。むしろせっかくの人柄が話し方が不得手と言うだけでマイナスの評価を受ける場合もあります。
 また、無口ではないが言葉の使い方が不十分だったためにその人間性を疑われたり、こちらがその気ではなくても相手の心を傷つけたりというケースは意外に多いものです。


 SNSのご時世でもプロサラリーマンがビジネス活動に成功するには、話し方に無関心という訳にはいかないように思えます。話し方には「原理がない」が、<原則・規則・条件>はあります。こうしたことに関心を持ち『生きた話し方』を学ぶことは肝要なことだと考えます。


 では、今宵も会話(快話)を弾ませて「いい夫婦の日」をお楽しみ下さい。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」 )