社員教育『期待される管理者』

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『管理者教育』 (209) 「階層ごとに <上司補佐>の役割を再確認し 強い組織を」

【2021年11月30日 投稿分】(修正再補充)


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 こんにちは。冬の装いが目立ってきました。


 さて、「消費は美徳」(ケインズ理論)といわれた当時の企業リーダーは、極論すれば当該組織の幹部であればどなたがなっても〝それなり〟の成功を収めることができた時代ではなかったかと思えることがあります。
 それに引き換えコロナ禍に端を発した経済活動停滞ニュースの続く昨今は管理者だけでなく、社員とその家族並びに株主の期待を託された経営者でも「社会性」を配慮した<意思決定>に苦慮する場面もあることでしょう。


 時代背景は違うものの、前に取り上げた名提督とうたわれた東郷平八郎大将でも日本海海戦の最中のT字戦法では一度だけ判断ミスをした。しかし、これを第二艦隊司令長官上村彦之丞中将の機敏な判断行動(「上司補佐」)がカバーした。


 主砲級20箇所以上被弾し110名以上の死傷者を出したといわれる旗艦「三笠」が沈没を免れたことも含め<運>も味方したのでしょう。しかし、「士官より下士官(含む兵隊)」が強かったと世界から評された旧海軍では、結果的には日頃の〝猛訓練〟の成果が功を奏し日露戦争を勝利に導いた。反面、大鑑巨砲主義の『前提観念』がその後の日本に大きな影響を及ぼすこととなる。


 中小企業では負債総額1,000万円以上の倒産件数が、交通事故による死亡者数と同じくコロナ発生前は減少傾向にあったことは歓迎すべきことでした。組織が一丸となり〝乾いた手拭〟を絞るように鋭意努力した結果でしょう。


 しかし、ややもすると中堅企業でも大型倒産に名を連ねかねないご時世です。いくら独創力・技術力(腕)があり<信用・実績>を築き上げても、一連のコロナ禍は予期せぬ出来事との遭遇です。
 日頃から各階層毎に『危機管理意識』の再徹底を図り、非常時体制での情報ルートの見直し融資先との再調整等を練っておくことは肝要なことでしょう。


 殊にコンプライアンス重視の時代です。リーダーが「もういい。君たちの話は必要ない ‼」と『聞く耳持たぬ』の姿勢では〝裸の王様〟になりかねません。
 それでも各階層ごとのリーダーは「意見具申」を含む『上司補佐五つのリクワイヤメント』を見直し自己点検することは、ゴーイングコンサーンの観点からも必要なことだと考えます。組織一丸となり、相次ぐコロナ禍襲来の大波を乗り切るよう健康管理に留意して鋭意努力なさって下さい。


 「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、間もなく日没時刻です。終業時刻が早い会社では間もなく退社時間です。では、また来月です。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)