社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (155) 「人の動かし方は 人の本性を理解してこそ スキルとなる」

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 こんにちは。戦後間もなく当時の通産省の肝煎りでアメリカから入ってきた教育訓練方法に、「MTP」と「TWI」がある。仮に、あなたが人気国家試験「社会保険労務士」を受験するとしたら、一般常識の記述対策として内容はともかく丸暗記しなければならない用語です。 


 「MTP」(Management Training Program)研修は管理者向け、「TWI」(Training Within Industry)訓練は監督者向けとなっており、現在でも導入している企業はあります。いずれも国から移管された民間の指導機関がある。「TWI」は、あなたがお住まいの県の外郭団体「職業能力開発協会」へ問い合わせても教えてもらえるでしょう。
 関心のある方は、ビジネス専門書あるいはネットで検索し導入経緯などの詳細を勉強するのもよいでしょう。


 「TWI」は、米国軍需工場の男女従業員の指導に当たる生産現場監督者向けとなっており、<仕事の教え方><改善の仕方><人の扱い方><安全作業のやりかた>の四部から構成されている。


 「TWI」における<人の扱い方>は、人間関係を良くして部下に協力してもらうための技能のことである。何と言っても『行動科学』発祥の地、言語が違えば宗教も異なる多民族国家アメリカである。いろいろ研究した結果編み出された技能である。


 国民性は違っても、日本の事務・技術系職場の「監督者」であっても参考になることは多々あるはずです。この技能を参考に部下と接していれば職場の業務は円滑に流れ、職場の問題も未然に防げ、仮に問題が発生しても上手に処理するための参考とすることができるでしょう。


 でもどうなんでしょう? 経営資源としての<人>は〝自尊心の塊〟でありエゴイストかもしれないが、血の流れた『人間』である。女工哀史の時代とは違い、「道具」でもなければ「設備」でもない。このことは多民族国家のアメリカ人も同様である。


 それでいてTWIでの<人の扱い方>とはどういうことでしょう。おそらく語彙の翻訳が適切でないと思える。内容は良いはずだが、人を物扱いするイメージがして抵抗を感じる。
 それよりも日本には「マーケットイン」の視点からの名言があり、熟読玩味する価値があると考えます。長くなるためここまでとします。(続く)
 では、土曜日が勤務の方は、お疲れ様です。良い週末をお過ごし下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)