社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (165) 「職場リーダーは 協力し合える職場風土を 形成維持しよう」

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 こんにちは。あなたの職場では来年度の業務計画立案策定と併せて予算計上作業を同時並行的に進行させ、2月入りした今週も多忙を極めていることと拝察します。


 さて、人は『深層心理』面では、誰でもが〝あるがまま〟の自分を受け入れ、理解してほしいという気持ち(欲求)が大変強いものです。これは『本能』ともいえます。SNSのご時世も例外ではないでしょう。
 仮に人から拒否されると、命に賭けてでもこれを守ろうという態度に出る場合もあります。このことは古今東西の歴史書を読めば理解できると思います。
 そのためには、人間関係を信頼まではともかくとして〝信用以上〟に維持するためには、相手をできるだけ理解し、受け入れるという態度をとることが大切です。


 しかし、数多い社員の中には、人を拒否するような態度をとる従業員がいるものです。こういう社員は、自分の能力が少々高いとか、育ち・家柄・出身校がいいという人の中に思いのほかいるものです。こうした態度は「組織人」として決して褒められたことではありません。


 福沢諭吉は『天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず』と言っている。お互いの仕事の能力・財産などは違っていても、人間としての価値に変わりはない。それを地位とか財産・能力などで差別し、相手を拒否する態度は決して自慢にはなりません。むしろ軽蔑される態度です。
 私たちはお互いに欠点、短所を持ち合わせています。それらはできるだけ他人には知られたくないことであり、そのことについてとやかく言われたくないというのが普通の人の心理状態です。 


 ところがそうしたことについて、重箱の隅を爪楊枝でほじくるようにあれこれ言われたとしたら、あなたは一体どんな気持ちになるでしょう。その人に好意を感じるでしょうか?
 反対に自分の悩みをよく聞いてくれる人、自分の失敗に対して好意的に忠告をして二度と同じ失敗をしないよう諭し励ましてくれる人がいたらどうでしょう。おそらくあなたは、その人に好意を持ち感謝するに違いありません。


 これは過(あやま)ちを認めろとか、失敗しても目をつぶってやれということではありません。お互い弱い面があるということを自覚し、相手の立場に立って良い結果を生み出すように働きかけてやるということです。
 結果して、あの人には何でも話せる。あの人は自分の気持ちを良く分かってくれる。あの人と話していると気持ちがくつろぐ。あの人の傍(そば)にいるだけで何となく暖かいものを感じる、というような人になりたいものです。こうしたことが<相手を受け入れる>という態度にほかならないのです。


 しかし、このご時世に限らず自主的目標管理が強制的ノルマ管理となっている職場もあることでしょう。「理屈じゃそうかもしれないがネ、自分のことさえままならないのに、人のことまでかまっちゃいられないよ! 違うかね?」という方もおいででしょう。どこの職場も人間同士の集まりですから、どうしても「相性」の悪い上司・部下とか先輩・後輩がいて、実際には必ずしも上手くいくわけではありません。


 それでも職場マネジメントの広義のOJTにはリクワイヤメントとして『職場風土の把握・形成』があります。管理者として<職場目標達成>のためにも創意工夫しより良くする必要があると考えます。


 では、今年に入り大型倒産だけでも10件を数える今日現在、運命共同体の職場ではどうすればよいのでしょうか? 簡単なこととは思いませんが多少でも意識すれば誰でも行える方法はあります。長くなるためここまでとし、日を改めタイトル・テーマを差し替えて申し上げます。


 昔から二八(にっぱち)月は商売が低調で売り上げが落ちると言われるが、加えてコロナ禍続きで2月に入った今日は「節分」です。旧暦での大晦日で明日は新年に当たります。
 節分といえば元行革担当の「メザシの土光さん」こと土光敏夫さんが連想されます。土光さんならこのご時世を乗り切るのにどのような手を打ったかと『私の履歴書』の最終回とその文末に記載された「山本五十六」の名言が懐かしく想い出されます。


 『苦しい時の神頼み』あるいは『鰯(いわし)の頭も信心から』と言います。今宵の「豆まき」も出来れば照れずに「鬼は~外 福は~内」と、腹の底から声を出して言ってみてはいかがでしょう。『幸運』を招き寄せることができるかもしれません。


 とにかく人のやらないことをするのは、「勇気」の要ることです。令和4年になり景気回復と同じく未だ本調子でない方もおいででしょう。
 明日からは新年の〝仕切り直し〟として心機一転 し、元気で業務にお励み下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)