『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』  (328) 「期待される歯車は 持ち場・立場に応じて 尽力を」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。新年度を迎えるに当たりアフターコロナ禍からいち早く脱出するため民間企業では懸命な経営努力をしています。が、同時に各種問題が山積している「職場」もあることでしょう。
  
 例えばこの時期、折角のアイデアを結集し企画立案し実行したものの思うような成果を上げられず、年度末を前に「計画とのズレ」を埋めるため日々忙殺され、内心〝イライラ〟している管理者もおいででしょう。
 前に管理者は「毎日が説得の連続」と題して投稿したことがありますが、プラスこれまで以上に「問題解決の毎日」と言っても過言ではありません。


 「働き方改革」に対処するだけでなく「危機管理」も問われるご時世です。企業目的・目標を達成するためには個人のわがままは許されません。現在与えられている仕事については、社員各自が組織で求められている目的・目標に忠実であり、担当職務でその目的を達成するのはその人の「責任」ともいえます。そのため、仕事を<効率的・能率的>に進めるためには、社員各自も「問題意識」を持ち、持ち場・立場に応じての『能力開発』が必要です。


 トップ(大きな歯車)や管理者一人の力には自ずと限界があります。ですから従業員の「協力」が絶対に必要なこととなります。また、サービス(Q・C・D)向上のためのより良い仕事は、<人の協力>があってこそ実現可能なことです。


 その点チャップリンの「モダンタイムス」ではないが、映画封切り当時よく自分は機械の「歯車」だと〝自己卑下〟するような言い方をする人がいました。これは大変間違った考え方です。歯車のない機械が役に立つかどうかを考えてもみてください。一つの歯車が壊れただけで全体の機械が役に立たなくなるということも多いものです。


 しかも本物の歯車と違うところは、社員が歯車として当該業務の「責任」を果たした場合、次にはさらに違った部門の歯車として所属組織に貢献することができるということです。
 つまり、歯車としての価値が高まる。ここが他の経営資源とは違う<人の人たる所以(ゆえん)>です。


 既述した通り『仕事が人を育てる』と言います。<能力開発>の観点からも、社員は喜んで歯車になり持ち場でベストを尽くしてほしいと考えます。
 そのため職場リーダーは日常の「業務管理」は当然として、「目標管理」および「仕事の
改良・改善」といった<仕事の側面>に目を向けるだけでなく、部下の『指導・育成』あるいは「対人関係の理解』といった<人の側面>にも配意し、限られた社員の質を今まで以上に高めることも責務だといえます。少数精鋭化で、この厳しい時期を乗り切りましょう。


 令和6年度の幕開けは目前に迫っています。管理者および監督者の皆さん、「マネジメント活動」の成功を心からお祈りしています。


 では、週休二日制で2日早い先付の退職辞令で無事定年を迎える方には心からお祝い申し上げます。長年のお勤めお疲れ様でした。このご時世です。送別会はないにしても「感謝状」(定年退職)と「感謝の花束」を大事に抱えてお帰りになり、ご近所の公園の街灯に映える(?)桜の木の下で良きパートナーである配偶者を先ずは『言葉』でねぎらって差し上げてください。
 来月からも嘱託再雇用または再就職もしくは自己実現の道いずれを歩むにしても<心身共に逞しく>安全管理にも留意してますますご活躍ください。


 では、良い週末をお過ごしください。。ありがとうございました。



【日本一短い手紙】: 平成11年度第七回 『一筆啓上(郵政大臣賞)』 
    
          「何んとでも言え 世紀が変わっても 貴様と俺だ!」


     ☆彡 文芸評論家永岡義久氏(文化勲章受章小説家円地文子氏研究家) ☆彡 



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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