社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (170) 「部下との面談効果を上げる話し方」(その2)

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 おはようございます。一方、人は愚痴をこぼしたがる動物でもあります。いくら虚勢を張ってはいても人間は弱いものです。誰かに同情してもらいたい〝不平・不満〟があれば、そのはけ口が欲しくなる。


 そうした場合、相手に喜んで答えさせる質問とは、まずは相手がどんな悩みをもっているかを知り、その〝的(まと)〟を見極め質問の〝矢〟を投げてやることです。その質問が的確であれば、「不平・不満」を聴き出し、職場の『問題解決』に役立つこともある。


「なるほど、そういうことだったのか。聞いてみないと分からんな。そりゃ悔しかっただろう。もっと早く言ってくれれば少しは力になれたのに、水臭いぞ。だけどなー、それはお前だけのことじゃないぜ。お互い家族のためにも頑張ろうや!」と、一般社員同士なら慰め合うこともある。
 たとえば、よく昇給・昇格・昇進の時期ともなると、居酒屋の片隅で同僚に愚痴っているサラリーマンをコロナ禍前には見かけたことがある。これで悩みが軽減するなら酒代も安いものといえるでしょう。


 第三は答えざるを得ないような質問をすること。
 人間は、利害関係に敏感な動物です。その質問に答えないと自分にとって不利な事柄や立場を認める破目に陥ることもあるもの。そのような場合は、誰でも黙ってはいられません。
 濡れ衣を着せられたら堪(たま)らない。黙っていれば〝損〟をする。そのようなときには、普段無口な人でも口を開くことでしょう。


「イヤー忙しいところ呼び出して申し訳ない。実は松木のこういう噂をチョッと耳にしてナ、将来のある君のことを考えると確かめたくなってね。もし事実なら、差し支えない範囲で事情を話してもらえないか?」と問われれば答えないわけにはいきません。


 繰り返しになりますが、質問する際に気をつけるべきは、相手を不愉快にさせるような「詰問調」になってはいけないということです。さらに言えば、相手がよく知っていない事柄とか相手が隠したがっている質問もタブーです。
 日頃から部下に関心を持ち注意し観察していれば、相手の音声(音調・語調・調子)および態度(表情・姿勢・動作)からある程度はつかめるものです。このことは常日頃子供と接している母親が子供の嘘を見抜くのと同じです。


 『実践なき知識はゼロ』です。カール・ロジャースの『積極的傾聴法』など書籍・ネットなどでの情報は入手し易い時代です。オンライン時代の職場マネジメントを行う上で<聞く・聴く>および<訊く>並びに<利く>に関心のある方は各自で研究し、人まねでなく個性を生かし創意工夫なさってみてください。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)