社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (173) 「話は見られていることにも ご用心 ‼」

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 おはようございます。GW最終日の朝をいかがお過ごしですか?


 さて、あなたは五官(感)をご存知ですね。視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚(○きゅうかく ×しゅうかく)の五つです。この全体を100%とした場合、一番強い感覚はどれでしょうか? そうです。視覚です。


 データの出所は米国を含めた研究機関により違いはあるものの視覚は全体の70%を占めます。それに対し聴覚は20%、その他で10%だそうです。ですから「一枚の絵(写真)は一万語に勝る」とも言われます。しかし、一枚の写真は部分であり必ずしも全体を表しているとは限りません。
 したがって『百聞は一見に如かず』であり、ビジネス現場での「問題解決」には<現場・現物・現実>の『3現主義』が殊のほか大切なことです。


 ところで、あなたは話は<聞かれている>とお考えでしょうか。それが普通です。話は<言葉>という「道具」を使います。この言葉は、聞き手の耳に入り大脳に伝わります。つまり、聴覚に訴えることになります。と同時に話は視覚に訴えることにもなります。
 そのようなことから、話は<見られている>といっても過言ではないでしょう。ここに意識を向けないことが要因となり、職場生活では何かと問題を惹き起こすケースがあります。


 かつてのアメリカ大統領アイゼンハワーは、テレビで演説するとき舞台俳優を演出顧問にして細かな注意と指導を受けたそうです。


 1960年の選挙で若くてハンサムな故ケネディに負けたあの眉毛が太く目がくぼみ鼻の反り返った男ニクソン大統領は、その後新しい姿でニュース番組に登場した。星条旗の赤い縞を背景に、ブルーグレーの背広、真っ白なワイシャツ、黒と象牙色の千鳥格子のネクタイという服装でイメージチェンジを図った。彼は後に失脚したが、60年選挙の当時を振り返り言っている。
 「私が選挙に負けたのは、余りにもしゃべることの内容に時間をかけ、余りにも見かけに時間をかけなかったことだ」と。


 ブログ開設当初申し上げた『襤褸(ボロ)をまとえど心は錦』は、欧米人にも通用する諺と思えます。SNSのご時世の社会生活では、どの程度世間に知れ渡っているかは分かりません。
 しかし、人前でのスピーチだけでなくビジネス現場で話をする場合に服装をはじめとする『態度』に気を配るのは、つまらないことのようですが、思いのほか話の効果を左右するものです。折角の話が〝間引かれない〟ためにも態度(外面的)についてはクセを含め、ご参考になると思える事柄をこの先繰り返し申し上げていきます。


 最後に主題からそれますが、この時期を捉え別建てにせず敢えて付け加えます。
 高度経済成長下当時に集団就職した「金の卵」だけでなく現在も、帰郷した新人には初の大型連休で「ナー君。 やっぱり故郷はいいだろう。どうだいズ~ッといたら?」と、どこからか囁きがあることもあり「魔のGW」とも言われています。しかし『初心忘 れるべからず』、惑わされずに断固初志貫徹です。


 上司・先輩のあなたは新人を鍛えるだけでなく孤独に陥り悩まないよう注意し、一言声をかけるなど関心を示してあげてください。多忙な管理者にはつまらないことのように思えても『労務管理』面では思いのほか大事なことです。


  では、『主務者意識』の高いあなたの職場復帰を仕事が待っていることでしょう。 
 <上役・下役・ご同役>の皆さん、連休で蓄えたエナジーを活かし明日からも「心身共に逞しく」大いに業務にお励みください。お立ち寄りいただき ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)