社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (180) 「問題解決会議は 焦点を絞り 効率的に進めよう」 (その2)

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 こんにちは。あいにくのお天気ですが酷暑を控えての衣替えはお済ですか?


 さて、話し合いを効率的効果的に進めるには、参加者全員が話し合いの手順を知り、お互いに共通の基盤に立って、一つ一つの段階を踏んで意思統一を図ろうとする努力が必要になります。


2.問題解決の手順


 (1) テーマの意味を確定する。  
        
 (2) 現状を分析し、問題点を洗い出す。
        
 (3) 原因を追究しそれは何故かを掘り下げる(できれば3回は繰り返す)。
        
 (4) 考えられる案を出し合う。
        
 (5) 最善の解決案を選ぶ。(選択)
        
 (6) 良い解決案の基準を考慮する。


   〇 希望条件をできるだけ入れたもの
   〇 実施するのが容易なもの
   〇 明白で、仮定が少ないもの
   〇 普遍性、一般性があるもの
       
 (7) 解決案を実施するための具体策を考える。


 (8) 実施後、結果を評価する。 ※ ここが大切(やりっぱなしはダメ)


 最後に以上の中で押さえておきたい点を、寺子屋式に若干補足して終えることとします。
 それは、問題解決の手順の(1)「テーマの意味を確定」するということです。言葉を変えれば「焦点合わせ」あるいは「意味付け」であり、範囲の限定をすることです。


3.テーマの意味の確定
  話し合いに入る前にハッキリ意味付けをしておく必要があります。ここを始めにキチン
 トしておかないと、話し合いが〝堂々巡り〟するだけで、時間のムダとなります。新人で
 も理解できるように一般的な例を挙げて説明します。


  例えば「男女交際のあり方」について考えるとすると、テーマの範囲が広すぎ絞り込
 まれていません。「別ければ分かる」と言います。


  〇 未婚の男性と未婚の女性なのか
  〇 未婚の男性と既婚の女性なのか
  〇 既婚の男性と未婚の女性なのか
  〇 既婚の男性と既婚の女性なのか


  以上のように別けてみて、いずれの「交際のあり方」について話し合うのかを、前も
 ってテーマの絞り込みを行なっておく必要があります。あるいは分かっているようでいて
 分からない言葉もあります。


  コトバには一義多語性のほか一義多語性があり、抽象的な言葉ほど参加者の受け止め方
 がバラバラということは珍しくありません。そのため誤解曲解の要因ともなります。
  仮に、話し合いのテーマが「根性の鍛え方」だとします。この「根性」にはサラリーマ
 ン根性もあれば泥棒根性もあり、必ずしも良い意味で使われるとは限りません。


 こうしたことは「円滑な職場コミュニケーションを図るには」をテーマに話し合う場合でも同じです。職場の話し合い(職場会議)のテーマに「サービス」、「コミュニケーション」といった横文字が入る場合にも気を付けたいものです。前に投稿した「部下には経営理念を徹底させよう」のブログ記事も趣旨は同じです。


 なお、衆知が必ずしも英知になるとは限りません。「多品種少量生産の時代」、感性豊かな新人が『英知』を出すことも考えられます。若手社員を未熟だと決め付けずに若者の声にも耳を傾けましょう。
 今週もお疲れ様でした。では、良い週末を。ありがとうございました。  



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)