『社員研修』 (114) 「返事が無いのも 返事」 (記事補充)
【2022年07月19日投稿分 記事補充】
ID:8559fx
寺子屋ラッキー
こんにちは。今日の業務活動は連休明けの疲れが残っていませんでしょうか?
今回も投稿予定の記事を先送りします。それは今日のネットニュースで『返事しないやつは殺したくなる』の見出しを読み考えさせられたからです。
さて、ハラスメントが問題視される現在でも、自分に関心を示されて不愉快になる人はいないものです。これは、心理学・行動科学を持ち出すまでもなく『人間の本性』であり、本能とも言えます。
たとえば、普段何気なく交わしている挨拶は「投げ」、返事は「受け」だということです。煩わしい『人間関係』は、ここから始まります。
あなたが、「ハ~イ⤵」などとイヤイヤ返事をすると、上司からあなたが〝ヤル気〟がないと受け止められる場合があるからです。
「ナンだ、そのけだるそうな嫌ったらしい返事の仕方は? 松木には頼まん!他の者に頼むからもういい ! 席へ戻りなさい ‼」と気分を害されます。この場合の返事の仕方は、『実践的話し方』の面から見れば〝良い返事〟とは言えません。
いわんや返事をしないのは、人間関係を拒否している姿ともいえます。どうせするなら〝気持ち良く〟「ハイ」の二文字の出し惜しみをしないように気をつけたいものです。
たとえば、外交面での首脳会談をイメージして考えてみて下さい。仮に立場が上の人から「シェークハンド」しようと〝片手〟を差し出したが相手から拒否をされたとします。これはあなたが挨拶をしても、相手が返事をしてこないのと同じです。どんな気持ちになるでしょう? あなたもこれまで気分が悪い時、返事をしないことがあった筈です。
あなたが子供の頃、可愛い我が子の躾に厳しかった(?)〝団塊の世代〟の父親から「太郎聞こえているのか? 返事ぐらいしたらどうなんだ !!」と、叱られた記憶がありませんか?
返事をしないのは、あなたには悪気がなくても、相手には無視されたと誤解されることもあるのです。『人間は感情(自尊心)の動物』です。テレワークのご時世であっても変わりありません。気をつけたいものです。
話し方の働きにおける部下・後輩の行動を改めさせる話し方の目的・機能として<叱り方>があります。その第二段階として『忠告』があります。話し方から見た「忠告の仕方」として8ステップに分けお話したことがあります。これが職場における『実践的話し方』です。
子供の躾と同じく人は一度言ったから分かるものなら誰も苦労しません。OJTも同じであり大変手間のかかることです。手を変え品を変え、繰り返し根気よく行うことが肝要なことです。当ブログ更新の趣旨も同じです。お立ち寄り頂きありがとうございました。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』(「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
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