社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (188) 「塵も積もれば山となる 問題解決は習慣化を図ろう」

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 こんにちは。昼食はお済でしょうか?


 さて、管理者にはその真骨頂を発揮すべく<需要創造・顧客創造>がこれまで以上に求
められている現在、「問題意識」を持つことは当然のこととして部下にも習慣付けるよう
指導することが大切です。


 前にも申し上げた通り『問題』はその種類によって一概にはいえないが、普通は部下た
ちが日常行なっている担当業務に対して正しい見方をし取り組み方をすることによって発
見され、さらには改善にまでもっていくことが可能です。


 このことは仮にあなたが役職者だとすれば、担当者だった頃自分一人では解決できない
問題について、同じ職場の仲間たちと研究したり上司に相談したりして解決したことを思
い出して頂ければご理解いただけることでしょう。現在管理者にある方は、その成果が認
められたからこそ、今のポストに抜擢されたと拝察します。


 かつて日本的経営の三本柱に守られていた頃の役職者の中には慣習・惰性にドップリ浸
かり、改善を図ろうとしない人もいたものです。敢えてチャレンジせず、ジッとしていて
ミスをせず、大過なく過ごせば次のポストが待っている。こうした姿勢では、この混迷の
時代を生き抜くことは難しいように思えます。


 問題意識を持たない社員は一体何が原因でそうなったのでしょうか?
 これも一概には言えないが、それは既述した〝慣れる〟ということが一因となっている
場合が案外多いように見受けます。


 では、どのような考え方で問題解決を図っていったらよいのでしょうか?
 このことについて非常に役に立つ考え方があります。それは『全てを見よ。そして多く
を見逃し、わずかな改善を継続せよ」という言葉です。以下、ご説明します。


 企業規模にもより一概には言えないものの、管理者は所管業務だけではなく、できれば
会社全体の仕事について全てを知ることが必要です。それは自己の業務との関係を知るた
めに、欠かすことのできないことだからです。


 少なくともご自分の仕事については、その「全てを知る」必要があります。そうすれば
『問題』がどこにあるか、ということも非常にハッキリしてきます。次に、それらの問題
点を評価し<改善>のための本質を見極めるのです。これが『多くを見逃す』ということ
です。


 次にはその中から本当に重要なことだけを、ほんのわずかで良いのですから、改善し解
決していくことです。一度にあれもこれもというのは〝欲張り〟というものでしょう。「労多くして功少なし」とならないよう『パレート(80対20)の法則』に則り、<重点
指向>することが肝要なことです。


 社員各自がほんのわずかの改善をすれば、部門全体、会社全体としては大変大きな「成
果」を生むことができるのです。しかもこれは時々思い出したようにやっていたのではあ
まりまり効果はありません。『塵も積もれば山となる』といいます。少しずつでもよいの
ですからこれを継続し、そのことを習慣化することです。


 『継続は力なり』という言葉もあります。「習慣化」という武器(考え方)は、<仕事
の改善>だけでなく、あなたの『能力開発』についても共通していえることです。
 では、猛暑の中外勤の方はお疲れ様です。安全に十分配慮して午後からもお励み下さい。
ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)