社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (193) 「信頼されるリーダーに求められる 三つのコンセプト」 (その2)

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 おはようございます。前回に続けます。


 第二は、自分の考えは価値があるものだと信じることです。会社および部下のためになり喜んでもらえるという強い<信念>をもつことです。つまり、自分の考えおよび行動に〝惚れ込むこと〟です。


 最後は、経営上層部および部下を信じることです。また、この相手には必ず分かってもらえると考えることです。
 「果たして私に賛成してくれるかどうか?」などと疑心暗鬼では、相手が警戒し賛成し
てくれるわけがありません。


 相手はこのことに賛成し協力してくれると信じ<熱意>をもつことです。自分を信じ、相手を信じる職場リーダーは、成功する可能性が高まります。
 そのような人は、「アノーすみません。ご賛成いただけないでしょうか?」などと弱気な言葉を吐きません。


 経営上層部へのプレゼン最中に、
 「エ~おそらく・・・。ですが、平常時と違い何分にも新型コロナ禍の非常時続きの昨今です。ヒョットすると無理かもしれません。正直申しましてそう思えないわけでもありまして、どうしたもんでしょう?・・・」などと曖昧な言葉も使いません。


 相手に質問されても必ずや確信に満ちた言葉で返事をすることでしょう。
 「ハイッこうなります。責任をもちます。私にお任せ下さい!。大丈夫です ‼」くらいの意気込みが望まれます。


 たとえば、日露戦争を勝利に導いた東郷平八郎大将(NHK朝ドラ「花子とアン」に出てきた蓮子の兄と同じ侯爵)は、明治天皇の信任が厚かった。バルチック艦隊との対決で戦場へ赴くに当たり天皇陛下に拝謁した。


 天皇陛下からは日露海戦に当たっての勝算の有無についてご下問があった。東郷連合艦隊司令長官は、


 「主砲の数ではロシア艦隊に若干劣っているとの情報を入手しています。しかし副砲では勝っています。我が連合艦隊はバルチック艦隊は言うに及ばず世界に冠たる訓練による戦闘員の技能を有していると自負しております。戦略・戦術を駆使し副砲で代替できます。ご安心ください。誓って敵を撃滅奉ります。」と、答えた(?)。もしも、


 「さ~何と申し上げたら宜しいのでしょうか? 我が連合艦隊は全力で頑張りますが、遠路はるばるやって来るバルチック艦隊も必死で向かってくることでしょう。勝負は時の運です。やってみなければ分かりません・・・」と、自信なげに答えたとしたら陛下は不安に思われたことでしょう。


 それでも東郷に全幅の信頼を置いていた明治天皇は、
 「この度は難しい決戦であることは朕(ちん)も十分承知している。しかし、東郷は慎重なタイプではあるが司令長官としては余人をもって代えがたい提督(リーダー)だ。国民の期待に応えられるようこの海戦で日露戦争に決着をつけるべく全軍を鼓舞激励し奮励努力して欲しい ‼」と、強く望むことはあっても、東郷を〝更迭〟することはしなかったでしょう。


 こうした長い間かかって培われる態度は「企業パラダイム」と同じで、一旦形成されると容易に変わることはありません。<誠実さ>から構築された『信頼関係』も例外ではなく簡単には〝ヒビが入らない〟と信じたいですが、ハテその実際は? ビジネスパ-ソンとしてのあなたのお考えはいかがでしょう。


 では、今日も一日お元気でお過ごし下さい。遊びにおいで頂きありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)