社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方教育』 (182) 「挨拶は 人間社会の 基礎的な話し方」

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 こんにちは。台風の影響はいかがでしたでしょうか。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。


 前回申し上げた通り、挨拶は人間社会の基礎的な「話し方」であり、人間関係をつくる働きをもっています。また〝第一印象〟もここから生まれるので、日常の挨拶を軽視してはいけないように思えます。何故なら、人間は『感情の動物』であり、<好き・嫌い>で判断するからです。


 テレワークが導入される前あなたは通勤時、朝の満員電車では痴漢扱いされないよう手の位置には気を付けていたことでしょう。にもかかわらず電車の揺れから、それも奥さんに綺麗に磨いてもらった靴を脇に並んだ若い女性のハイヒールのかかとでギューッと踏まれたことはありませんか? 重心が一点に集中されるため、アリャ 痛いですよ。


 そんな時でも「ごめんなさい。痛かったでしょう?」の一言があれば救われます。実際には相手の横顔を睨みつけても何も言わずに黙っていたことでしょう。些細なことで朝から一々腹を立てていたら身が持ちません。


 ですが、人通りの多い道すがら、前方から歩いてくる相手と肩が触れた場合「アッと、失礼」と言えば何事も起こらない。が、その<一言>がないために「オイッおじさん、チョット待てよ。人にぶつかっといて何とか言ったらどうなんだい!」と振り向きざまに言われる。
 「なんだと若造粋(いき)がりやがって、いちゃもんつけんのか? 彼女が一緒だからってカッコつけんなよ。そういうテメ―はどうなんだ ‼」と、売り言葉に買い言葉となる。挙句の果ては傷害事件にまで発展することは、レアケースとはいえ実際にあることです。
 サラリーマンはいくら仕事が出来ても加害者として警察沙汰になっては万事休す。会社を始めとする組織はカバーしきれません。つまらん話です。


 コンプライアンス重視の時代、相手が特にお客さまの場合、悪い〝第一印象〟を与えると、これを払拭するのは容易なことではなく、後々苦労するものです。そうしたことから挨拶は,「仕事の一部」と言っても過言ではないでしょう。


 試しに出勤して、朝職場で上司・同僚に挨拶をしないで日々過ごしてみると分かります。間違いなく嫌われるか変人扱いされ、自ら職場を住みにくくしてしまうケースがあるものです。ここが家庭生活(自然発生的人間関係)、学校生活(自由選択的人間関係)と職場生活(「強制的」人間関係)との違いです。


 知識・技術(技能)だけでなく人間関係処理についても立派な「ビジネス能力」であることは前にも申し上げた通りです。しかし、職場不適応から退職という行動を取ることもあるでしょう。『人生全て塞翁が馬』の格言があるようにその決断で本人が後悔せず新し人との出会いのチャンスに恵まれればそれはそれで歓迎すべきことであり必ずしも間違えていたとは誰も言えないでしょう。


 でも、どうなんでしょう? 学歴の有無とは関係なく昔ながらの「青い鳥」を求めての安易な『転職』を繰り返す事例を見聞きすることがあります。腰の軽い印象を与える場合がどうしても付きまとうため「これでいいのかな?」と考えさせられることがあります。以下は次回へ続けます。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)