社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者教育』 (205) 「部下の潜在能力は 現有能力を見極めてから 開発を」

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『リピーターの皆様へ』


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 こんにちは。休日をいかがお過ごしですか。布団干しには絶好の秋日和と思えます。


 さて、管理者のマネジメント活動の一環である『人材育成』は大変テマ・ヒマのかかることで一朝一夕にはいきません。先を急ぎ過ぎると草木を枯らすのと同じく当該部下を潰すことにもなりかねません。オンライン職場でも<意図的・計画的>に行うのが理想です。以下は「ブログ寺子屋」としての例え話です。


 菅笠(すげがさ)に手甲脚絆の一見弥七(水戸黄門初代弥七)風の股旅が振り分け籠を肩にかけ炎天下の街道を汗を拭き拭き歩いていた。やっとのことで目的地の手前にあると聞いていた小さな村へ辿り着いた。初めての土地のこと皆目不案内で見当がつかない。
 立ち止まって腰に下げていた水筒(みずつつ)を手に取りガブリガブリと旨そうに飲んだ。ふと前方に目をやると人通りのない街道沿いの仕舞屋(しもたや)の前で縁台に座り、逆手に持った煙管(キセル)をプカ~リプカ~リと美味(うま)そうにくゆらす老人が目に入った。被っていた菅笠を小脇に抱え歩み寄って声をかけた。


「失礼やすがごめんなせー。隣村へ行きたいんでござんすが、アッシはこの土地には不案内でして。あと何刻(とき)みりゃよござんすでしょう?」と、訊いてみた。
「ホーケー、わからんズラ」とポツリと返事が返ってきた。
「なんでー、あんな言いぐさはネーだろう。無愛想なジジイだ ‼」と、旅人はムッとして挨拶もそこそこにその場を去った。


 60間(100ⅿ)ほど行ったところで背後から大きく呼びかける声があった。
「お~い旅の方~、お待ちなせ~! 分かったズラ、はよ戻って来(き)んシャイ!」
「オィオィなんだヨ、せっかくここまで来たっちゅうにウルセーナ~。一体 何がわかったってンダ」と渋々戻ると、老人はにこやかに言った。


「さっき訊かれたことはわかったズラ。あんさんの〝歩きっぷり〟なら隣村へは、そうじゃなー? 早けりゃ一刻(とき)半(3時間)ちゅうところじゃよ。今からじゃったら遅くても日暮れまでには着くことは間違げーねーベ。この辺りは昼間でも熊が出るでのー、気を付けて行きんシャイ!」と、教えてくれた。
 旅人はたとえ少しでも老人を責めた自身の早合点を恥じながら「ありがとさんでござんした」と丁寧に礼を言って、カラスの鳴き声を後にして隣村へと気分良くスタスタ歩き始めた。【注】 時代考証一切無し


 以上のことは、これまで「合理化」あるいは「聞き方」の中で紹介した『イソップ寓話』の中に似たような話があります。関心のある方は出典に当たってみて下さい。
 では、爽快な秋日和を存分にお楽しみください。ありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)