『社員研修』 (197) 「物言わぬは 腹ふくるる わざなり」(ごまめの歯ぎしり)
ID:8559fx
【2022年11月11日17時05分 投稿】(一部加筆再投稿)
『リピーターの皆様へ』
お立ち寄りいただきありがとうございます。ブログを読むのが面倒な方は、上から二段目のブログアドレスが表示された右端から5番目のアイコンをクリックしていただくとパソコンの音声読み取りオプションをご使用いただけます。よろしければ「部分」だけでもご試聴ください。(寺子屋ラッキー)
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こんにちは。今回は久々にブログ本来の狙いである<主義・主張>の場として、独断と偏見での体験的「問題意識」について申し上げます。問題意識とは何かの<意味付け>は事例を挙げ済ませています。
したがって、社員教育の枠から離れます。人前で避けるべき『話題』としての<政治・宗教・思想>とは関係ありません。嫌われることを承知で「最初で最後」の長いブロブ、教場でのマネジメント研修「仕事の改善」内での一方話だと仮定してパソコンの音声オプションを使えば15分の記事になります。よろしければ下記ゴシック体下線部だけでもお手すきの時お付き合いいただければ幸いです。
ときに、ビジネスパーソンのスピーチでは属性をはじめとする『聴衆分析』が必要なことは当ブログ「話し方教育」の中で再三申し上げていることです。
その点これまでにも感じることだが今日の『NHK列島ニュース』の中で山口地方局のアナウンサーが原稿通りかはともかく横文字ばやりのためか「アクティビティ」という横文字を知っているのは当然として口にしていた。
某地方自治体の首長のように横文字好きを公言して憚らない人もいるがそれはさておき、公共放送でありながら「視聴者分析」を考えているとは思えない無神経な口ぶりにいつもと同じく不快感を覚えた。
当該番組は以前の『ごごなま』と比べると製作費を安く上げるだけでなく内容は地方紙も採り上げないようなどうでもいいこともあり放送料を払ってでも見て良かったと思える創意工夫が感じられずマンネリ化している。毎日が地方局持ち回りのアナウンサー顔見世興行という印象を受ける。
恵まれたサラリーマンではあっても理事待遇まで昇進したごく限られた著名アナウンサーと比較すると地元では「名士」でも全国区では知名度の低い地方勤務専門職の<モラールアップ>のため全国放送登壇の場を意図的に順次与えているのではと下種の勘繰りをしたくなる。
高学歴化し母国力が低下しているスマホ世代の現在、テロップも流さずに『喫緊』とだけ聞いて書けるだけでなく意味を即答できる人は大卒でも少ないように勉強会での<経験則>から思える。社内報あるいは一般組合員向け労組新聞記事では見かけても『放送用語』としては避けて言い換えたい用語の一つです。
年齢・学歴を問わず誰もが同時に受験する『公共職業訓練校』の選抜一次筆記試験(国語)でも出題されることのない用語である。知っているのが<常識>とは考えられない。同種のことで照会しても門前払いするNHK所管部署の解明をお訊きしたいとかねてから考えている。お立ち寄りいただいている<上役・下役・ご同役>のあなたはどのようにお考えになりますか?
『正しい日本語』を守るため〝ら抜き言葉〟をその都度根気よく補正してテロップを流すNHKである。この「喫緊」をアナウンサーが普通に使っている19時台ニュース番組と13時過ぎのこの時間帯とではとにかく視聴者層が違う。サラリーマンが勤務時間中であることを考えると横文字使用は視聴者層が地方の取分け高齢視聴者だけでなく高学歴化したスマホ世代の主婦層も含め通用するか疑問である。経営トップが出張した際には宿泊先でも視聴率が気になる大河ドラマは別として、ここでの視聴率は二の次で時間つぶしと思える。
一分いくらで勝負する地方局も含めた民放ならいざ知らず受信料を徴収する『公益事業』には該当しないが監督官庁のある『公共事業』である。慈善事業団体ではない。
しかし、現場体質は視聴者第一の姿勢は感じられず昔のお役所に見られた『親方日の丸』意識がちらつく。ゴーイングコンサーンとして法人企業の懸命な経営努力が続く中でも負債総額30億円以上の『大型倒産』が報じられる現在、組織が巨大過ぎてかつての国鉄と同じいつく外から<改革>を求められないとも限らない。公共放送への税金投入を勘案すると「国営化論」もむべなるかなと思える。
受信契約率もNHKの催しを案内するアナウンサーの話を聞いていても受信契約が「改善」されているとは思えない。一度訪問したら契約書だけを手交し、その後再訪することなく20年以上放置(やりっぱなし)している例は珍しくないことからも推測できる。
現在はその受信契約を高齢者家庭も含めスマホ・パソコン操作ができることを前提に衆知している。できない場合はどうするのかについての説明がない。
視聴率の高い時間帯に数十秒でもベテランアナウンサーを使ってもただアナウンスするだけではそもそもの『話の目的』が達成されたとは思えない。公共放送としての放送契約の「衆知義務」を果たしてそれまでとする姿勢にも受信契約率向上の『問題意識』が感じられない。
集金人が珍しくなかった頃、結婚当初からその手間を省くため口座振替で協力してきたつもりでいる。これまで契約事項の変更を三回連絡したが、未だに書き換えられていない。入金さえあれば契約内容に疑問視される部分があっても誰もチェックしていないことがわかる。
前に二回ほど深夜テレビ録画で見た『国会』でのNHK経営委員会の報告とは異なり現場での『経営努力』には「問題意識」が感じられない。
委託化していると思えるカスタマーセンターは当時NHKがコンプライアンス上での問題を引き起こしていたこともありガードが固く、電話応対は慇懃無礼で「視聴者の声」が担当部署へ届くとは思えなかった。木で鼻を括る物言いに腹が立ち地元局へ電話照会し幹部の謝罪メールを受けて15年が経過する。
その間当方からの問題提起を拒否した事項が今では「サービス向上策」として実施されている。
以上縷々述べましたが、勉強会での上司評価と同じく「一部を見て全体を決め付ける」ことは間違いの元とわかっていながら申し上げています。
NHK「こどもニュース」お父さん役当時からファンになっている定年後フリージャーナリストとしてあるいは東工大をはじめ教授としてご活躍の池上彰さんだけでなく陰で組織を支える良識ある優秀な人材(財)が数多くおいでのことは言わずもがなことでしょう。
間もなく発表される紅白歌合戦の出演者が誰になるかは、「歌は心の故郷(ふるさと)」と思えるものが無い現在「国民的番組」と言えずどうでもいいことでこれまた関心がない。
が、かつて「日本(N)薄謝(H)協会(K)」と揶揄したのはいい方で、実際にはまともに再現できない言葉で酷評し著書にも記載した講演講師がいた。
それでもNHKは視聴率に鎬を削る民放と異なり、NHKならではの放送番組があることを否定するものではありません。
むしろこれからの日本を支える生徒(小学校~高等学校)を指導する若い教諭でもおそらく知らないと思える事柄を資料集めだけでも膨大な時間を費やし放送時間の制約のある中で企画制作し放映する姿勢は高く評価しています。
とにかくビジネスパーソンは現状に満足せず、所属組織の存続発展のために<問題意識の芽>を育てたいものです。この先も視点を変え寓話を交えて申し上げていきます。
なお、今回のブログ「タイトル」はあくまでブログ用です。職場ではアナウンサーまたは司会者あるいは話のプロを求めているわけではありません。あくまでも<本業>での『職務遂行能力』です。
それでも生活の糧を得る職場では敬語を含む言い方に気を付け<必要なことを 必要な時に 必要なだけ>TPOを勘案しキチンと述べることが必要です。併せて相手の話を聴く姿勢が大事です。<風通しの良い>職場形成のためには、決して簡単なことではありませんが極めて大切なことです。
そのための『実践的話し方』に関心を持ちたいものです。詳細は体験的『社員教育論』にならないよう各種研究結果を踏まえその都度テーマを変えながら先を急がず申し上げていきます。
アメリカ中間選挙の模様は対岸の火事と無関心でいるわけにはいきません。日本の今後に直結することであり「問題意識」を持って推移を見守りたいものです。
では、企業によっては終業時刻を過ぎました。このご時世です。事務系の方は残業されるのに事務室の明かりを煌々と灯すわけにはいかないように思えます。総務課から支給された卓上電気スタンド(蛍光灯👉LED)を頼りに暖房の切れた部屋で作業されるのでしょうか。お疲れ様です。
以上で<たかがブログ されどブログ>の2回目『ごまめの歯ぎしり』を終わります。今日もご覧願いありがとうございました。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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