社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員教育』 (126) 「腹を立てずに 横にして 心豊かに生きよう」

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『リピーターの皆様へ』


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 こんにちは。瀬戸内寂聴こと僧侶であり作家の瀬戸内晴美氏(文化勲章受章者)が逝去され早いもので1年になります。当時の米国シリコンバレー事情は知らないが、ネット社会の到来が予測出来なかった昭和48年、51歳で天台宗僧侶となった。「僧侶資格取得」には真言密教と同じく〝荒行(男女差あり?)〟でつとに知られる宗派である。心身共に逞しい方(かた)だったことが伺われる。


 出家したものの瀬戸内さんは人気作家である。俗界との縁が切れずに作家活動を継続。新聞小説も連載していた。上司が部下に「君に今ファックスで送ってもらった北海道営業所への書類は今日中に届くのかね?」と訊いたという話がまことしやかな話題として採り上げられる前でFAXも普及していなかった当時のことである。


 執筆する作家も大変だが、新聞社への原稿は郵送ではなく電話を使って締め切り時間に間に合うよう日々送り込んでいた。一回の文字数の詳細は知らないが、なにしろ電話である。編集部担当者へ電報のように一文字づつ句読点、改行も含め伝えるのは双方ともに手間がかかる。


 「そこで テン(、) 男は彼女を抱き寄せ テン(、) 無言で唇を寄せる マル(。) カイギョウ(「) その時足元に テン(、) 紅葉がひらひらと テン(、) 一枚一枚 テン(、) 舞い落ちる マル(。)・・・・・」


 毎日毎日がこの連続では、仕事とはいえ口述筆記する担当者はたまらない。遂に頭に来て単刀直入に訊いた。


ー 瀬戸内さん ! あなたそれでも<プ・ロ>ですか ? ー


 編集部担当者が社員教育を受講していたかどうかはともかく『親しき中にも礼儀あり』という。問われた瀬戸内さん「(何を小癪な若造が)私はこれでもあなたの新聞連載小説にもにも愛読者が数多くいる作家よ。なんて失礼ナ、イイエ無礼だわ ‼」と怒ると思いきや、さにあらず。若い担当者に教え諭すよう静かに応えた。


 「いいえ、私は<ア・マ(尼)>です」 (終) 


 以上、出来過ぎた話のようにも思えます。聞きかじった話をいつもと同じく脚色したもので真偽のほどは存じません。
 世の中が目まぐるしく変化していることもあり、世知辛いギスギスした世の中でカリカリしていたら身が持ちません。片道切符の「人生航路」は瀬戸内さんと同じくユーモア精神を持ち<心豊かに>生きたいものです。
 なお、瀬戸内さんの法話に関心のある方は、オークションなら手頃な価格で「カセット全集」を求められると思います。お調べを。


 では、今週もご覧いただきありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)