『話し方研修』 (303) 「直ぐに使える 聞き方のテクニック」
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寺子屋ラッキー
大脳生理学研究者の教え
1.質問の仕方
本当の質問は相手が答えやすく、また答えたくなるものが良いのです。従って、詰問
(答えたくないもの)は避けるべきです。ただ質問は、追及してこそ成り立つもので
す。始めの1分間はさりげなく言ってみる。
・ なぜ 【注】しつこいと 嫌われる。
・ どうして
・ ということは・・・・・
・ バトンタッチ法を使う。
2. 直ぐに使える対話法
(1) ハヒフヘホ対話法
・ ハイ すると・・・・・(質問する)
・ ヒャア それはそれは ※オーバーにならないようにする。
・フーム なるほどね(感嘆)
・ ヘエー それは面白い・・・・・面白いといえばこんなことが
・ ホホウ それでどうなさいました(促し)
(2) リズム対話法
・イヤ まったく
・ウム ヤッパリねぇ
・ エッ なんですって?
・ オヤ 私もそれを言いたかったんです。
【注】 職場での禁句4:「別に」,「みりゃ分かるだろう」,「ああそうですか~」,
「ウンウン」
3.そ の 他
・ 感心した時は、目をつぶって、あいづちを打つ。
・頭を前後・左右に振る。(例)コックリして言葉を入れる。
・手を打つ。膝をたたく。大きくうなずく。身ぶり(ジェスチャー)を入れる。
・時には、目を丸くする(大きく見開く)。眉をひそめる。
・相手のクセ言葉であいづちを打つ。(例)「ヤッパリ」→「やはり・・ネ」
§ 聞くことで相手にカタルシス(浄化作用)現象を起こさせる。
但し、素直に聞いたからといって、相手を傷つけていないとはいえない。
(例)「組織ですから従来通りのやり方を遵守しなければならないんでしょうね・・・」
【参 考】 説得とは節解くであり、心の節を解くことです。これは、相手の感情(自尊心)
に訴求する。そのための留意点は次の 通りです。
・短く話して、長く聞く。
・1分間に350語の速さで、できれば除夜の鐘のような響く低い声で。
・間(ま)を入れる。
・イントネーションを入れる。
・強調点(説得点)を入れる。(長音と短音)
・短いセンテンスはゆっくり言う。
・オヤット思わせるため敢えて沈黙する部分(間)を入れる。
【注】ボディランゲージに気を付ける。(例) 腕を組む、足を組む、頬杖をつく。etc..
※ 間(ま)については、別途掲載します。
◆ 時間がある方はChatGPTを使い大脳生理学からみた部下個人と話をするときの効果
的位置関係を研究なさってみて下さい。
今回は以上です。ご覧願いありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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