『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方研修』 (276) 「スピーチでは 最後のお辞儀をキチンとして 好印象を残そう」

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寺子屋ラッキー



  こんにちは。『好感を与えるスピーチの仕方』を考えるに当たり、今回はスピーチにおける最後の「お辞儀の仕方」をテーマに考えてみます。


 さて、あなたはこれまでテレビをつけた時に嫌いな芸能人が出演していたため、リモコンのチャンネルを変えたことがおありだったのではありませんか? 


 大勢を前にしてのスピーチでも同様です。『話の決定権』は聞き手にあります。話し手が決めることではありません。<視覚は聴覚に勝る>ものです。話の内容がいくら良くても『態度』に問題があって、聞き手に悪印象を与えては勿体ないように思えます。話し慣れた人でもここに<意識>を向ける必要があります。


 前に『リーダーは明るく元気に颯爽と』と題して申し上げたことがあります。人前で話すときあなたは背筋をまっすぐに伸ばしておいでですか? 
 腰痛の方・年配者は別として、バリバリのビジネスパーソンの背中が曲がっていては、いくら銀座「英国屋」のオーダースーツでバシッと決めたとしても、どうしても〝貧相〟な印象(マイナスイメージ)を相手(聞き手)に与えやすいものです。
 「方法無き努力は悩み」です。ではどうするか? 


 その対策として先ずは普通に立ち、上背部左右の〝肩甲骨〟を意識して合わせるようにすることです。そうすると、たとえ〝猫背〟の方でも胸が張り多少なりとも背筋が伸びたように見えます。


 さらに言えば、お客さまの前に立って<お辞儀>するときでも、この姿勢を保ちながら、「腰」から折ることが肝心です。キットお辞儀がキレイに見えると思います。関心がある方は鏡を見て試してみて下さい。
 ただ次のことは自分では分からないので、一度奥様かフィアンセにチェックしてもらうことをお勧めします。


 それはお辞儀した時に、首とワイシャツの襟元があく人をよく見かけることです。決して珍しいことではありません。テレビの謝罪会見でも同じです。これはお辞儀する頭が背筋の延長線上についていけず背中が曲がり首が落ちてしまうからです。
 自分ではキチンとお辞儀しているつもりでも、頭だけをピョコンと下げることになり小学生のような軽い感じを相手に与えます。そうしますといくら良い話をしたとしても貧相な余韻だけが残ります。これはできれば治したい『癖』です。


 『終わりよければ全て良し』といいますが、反面『終わり悪けりゃ全てダメ』ということも実際にはあることです。私の身近にも話し上手を自認する人がいましたが、ピョコンとお辞儀をしたとたんに長髪の髪の毛がバサッと顔に被さる。その都度手で髪の毛をたくし上げることになる。結果して話の「残存効果」がマイナスとなり、勿体ないと幾度思ったか分かりません。しかし、私だけでなく誰も注意するわけがありません。


 お辞儀はすればいいというものでもありません。内面的心理が外面的態度に表れることもあり、場合によると傲慢さとして聞き手に〝誤解〟を与えることもあります。これでは話し手として不本意でしょう。職場コミュニケーションではこうしたことを問題視すべきです。


 部下の外面的態度変容は管理者の責務の一つであり、役職手当にはそのための〝部下指導料〟が多少にかかわらず含まれていると、〝明文化〟されておらずとも考えますが、私の認識不足でしょうか?


 「お辞儀の仕方」でのクセをとるためには、長めの棒とか物差しを用意し、無ければ本の背を代用して首筋と背中にあてがいます。そこから頭が離れないようお辞儀の練習をさせることです。


 フレッシュパーソンを採用した企業が入社時研修を実施したとすれば、「ビジネスマナー」の中で研修講師あるいは担当者からおそらく指導されたと思います。しかし、本格配属されると挨拶・返事をはじめお辞儀の仕方もいつしかできなくなることが多いものです。決して珍しいことではありません。それは何故かと問うならば・・・・・?


 「お辞儀の仕方」には、会釈(15度)、敬礼(30度)、最敬礼(45度)の三種類があることは、あなたもご存知の通りです。歌手の森山良子のコンサートへ行ったとき、彼女は場面場面に応じてこの三つを上手に使い分けていた印象が未だに残っています。見ていると簡単そうですが、実際にやってみると思いのほか難しいものです。
 同じく私の好きな綾小路きみまろは、毎回ステージの最後でのお辞儀は丁寧で、二階の最後列の観客まで<感謝の気持ち>が感じられ、さすが苦労人だと好感を持っています。


 その点、お客様に謝罪する時は、土下座までは必要ないとしても最敬礼はすべきでしょう。しかしテレビの謝罪会見では、用意してきた謝罪文を一言一句間違えなく棒読みし終わるとホットするのか、頭は下げてはいるが心底謝罪しているのか疑問に思えることがあるのは私だけでしょうか?


 これは当事者でないことからの無責任な見方であり、大勢のプレスマンだけでなくテレビカメラが入っていることで、私なら醜態を演じるかもしれません。たとえ歴戦の強者であって十分なリハーサルを済ませておりアガルことはないでしょう。それにしても、短時間とはいえ極度の緊張感から視聴者に<誠意>が感じられないと誤解されることもあるのでしょう。


 そのようなことから、限られた時間の中でスピーチする時は、前かがみにならないよう背筋をシャキッと伸ばすのは良いことです。ただし何事も『過ぎたるは及ばざるが如し』と、言います。意識し過ぎてそっくり返ってしまうと文字通り上から目線になり、どうしても聞き手を見下したようになるので残存効果の面からも気をつけたいものです。


 大勢を前にして話をする場合、聞き手に話を入れるには、「聞き手不在」の話し方では効果がありません。そのためにはどうするかの実践的ヒントは、この先テーマを改めて紹介していきます。今回はここまでとします。ご覧頂きありがとうございました。



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』  (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
   向かって挑戦しよう ‼」)
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