『社員研修』 (225) 「担当業務遂行に 充実感を得る 四つの考え方」
【彷徨記事 補充】
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寺子屋ラッキー
おはようございます。出勤お疲れ様です。
さて、『人間万事塞翁が馬』の格言通り、<人生>は神のみぞ知ることではあっても「自助努力」は大切なことです。仕事をするに当たって大事なことは、〝意識〟して行うことです。意識して行えば、どこをどう直せば上手くいくのかが分かるものです。その点、無意識に行うと結果しか分かりません。これを〝でたとこ勝負〟といって、あなたの職務遂行能力はいつまでも高まりません。
会社は一日の3分の1以上を過ごす場です。この貴重な時間を最大限に活かすためには、仕事をやりがいのある、楽しいものにしなければなりません。そのためには、どうしたら仕事が充実するかを考えることが大切です。
第一は、あなたの新鮮な考えを仕事に活かすことです。
会社では、あなたが問題意識旺盛な<目・考え>で、仕事に「創意・工夫」することを期待しています。
ただし、勝手にやっては問題が生じます。上司・先輩とよく「相談」して、あなたのアイデアを発揮しましょう。
第二は、仕事を通して自分を成長させることです。
ビジネスパーソンは、「仕事を通して(経験して)成長するもの」であり、本や学校での知識だけでは世の中を生き抜くことはできません。繰り返しますが、仕事を教材として自分の『能力開発』を図ることです。
従って、仕事は自分を伸ばすものであり、自分のために<挑戦>する姿勢が大切なことです。
ただし、無理をして背伸びする必要はありません。困った時は一人で悩まず、<上司・先輩>に遠慮なく「相談」することです。
また、指示された業務を嫌々受身で仕事をしていると、いつしか〝人生の落伍者〟にならないとも限りません。決してあせる必要はありませんが、仕事での能力を伸ばし自信を付けることです。上司・先輩から、「君ではダメだ」から「君なら大丈夫!」と信用されるよう努力したいものです。
第三は、他の人に喜ばれる仕事を心がけることです。
かつて「働くとは、傍(はた)を楽にすること」と、雑談中の新人に教えた大手出版会社の社長さんの話が伝わっています。相手(上司・先輩・他部門の人)が、何を望んでいるかを考えて仕事をしましょう。これは、特に「お客さま」に対して大切なことです。
第四は、職場に良い雰囲気の人間関係をつくることです。
職場での目的は仕事をすることです。良い仕事をするためには、円滑なコミュニケーションが大切です。そのためには、良い人間関係が必要です。
できれば「君が転勤して来たら、職場の雰囲気が良くなったネ」と言われる位になりたいものです。そのために心がけたいことはこれまで繰り返しお話してきました。
以上は、改めてお話することではありません。前に「当たり前のことを当たり前にする」ことを〝ファクトコントロール〟ほか四つに絞ってお話しました。しかし、簡単そうではあっても思いのほか難しいのはご承知の通りです。
これからのビジネスパーソンにはこれまで以上に『自己革新』が求められます。日常の業務遂行に当たっては、あなたなりに『問題意識』を持ち、職場の目標達成に向け少しずつでも努力なさってください。
早いもので公務員ならば夏の賞与が話題になる時期となりました。今週も担当業務にお励みください。では、また次回に。ありがとうございました。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント