< ブログ『社員教育講師』>

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『管理者研修』 (393) 「職場に問題意識を醸成し 改善活動の 習慣化を図ろう」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。問題の意味およびその種類については前に分けて説明したことがあります。


 さて、いつの時代も企業では<技術革新・販売革命>が求められています。あなたが仕事をしているのは、会社の事業目的を達成するためです。その目的を達成するまでには大小色々な問題が発生しているものと思います。活動を止めれば問題は何も起きません。
 したがって、企業とは解決されるべき「問題の集合体」とも言われている。言葉を変えると問題が起きているということは、その会社が活動している「証(あかし)」とも言えます。


 このことはあなたご自身についても言えます。あなたが仕事をしていなければ、日常の問題は何一つ起きません。ですから問題が起きているということはあなたがそれだけ業務活動をしているということになるわけです。
 ただ、問題はどんな性質のものでも必ず解決しなければなりません。問題を解決することが「目標達成」に近づいていることになります。


 経営者は企業の『命運』を賭けた意思決定をしています。これは、トップを補佐する部課長も同様でしょう。そこで職場での管理者には部下への「問題意識」の醸成が役割として求められてきます。これは<総務・労務・経理>といった一般管理(社内サービス)部門でも変わりません。


 『転石苔を生ぜず』という諺が英語にもあるが、これは職場での色々な「問題解決」についても言えることです。問題解決に当たっては、現象面の〝モグラ叩き〟といった応急処置では解決になりません。面倒でも問題解決のステップを踏むことが必要です。再発防止には応急処置ではなく、問題点を洗い出し現状分析する。その上で要因を追究し原因に対して手を打つ抜本的処置が肝要な事です。これは前に申し上げた「人の絡んだ問題」の処理にも必要なことです。


 『塵も積もれば山となる』といいます。各職場がほんのわずかの改善をすれば、組織全体、会社全体としては大変大きな結果を生むことができます。
 ただしこれは時々思い出したようにやったのでは、あまり効果がありません。少しずつでもこれを継続し、そのことを習慣化することです。
 『継続は力なり』ともいいます。習慣化という武器を使ってぜひ改善活動を継続してほしいと思います。


 明日の日曜日は「二の酉」に当たります。「三の酉」まである年は火事が多いとの言い伝えがあります。インフルエンザと同じく火災にも気を付けて良い週末をお過ごしください。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』   (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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【注】 ブログ内がいかにも殺風景なため、前回からトップにロゴマーク代わりのイラスト
  「ジェットに乗って」を入れました。

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