『管理者研修』 (366) 「潜在リーダーは 顕在リーダーを補佐し 協働しよう」
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寺子屋ラッキー
こんにちは。ここでのタイトルは「会議の進め方」で司会者(顕在リーダー)と参加メンバー(潜在リーダー)の役割として「社員研修」および「話し方研修」の中でそれぞれ 採り上げたことです。
古来「将を射んと欲せば まずは馬を射よ」と言います。得意先へ新製品を売り込みにいった場合、先方のキャリア課長の感触が良くても実際の購入権は脇に黙って座っている課長補佐がしっかり握っていることは珍しいことではありません。
さて、かつてはご養子さんが肩身の狭い思いをした時期があります。しかし、少子化の現在は一人っ子の長男、長女が結婚するケースが珍しくなくなってきており今後も増えていくことでしょう。こうしたご時世『選択的夫婦別氏制度』の検討が進められている現在です。
でも、どうなのでしょう?
子供の性格形成の後天的要因に『家庭環境』があります。<政治・宗教・思想>は脇に置き親が別々の姓を名乗ると法律上のデメリットだけではありません。夫婦どちらかの姓に統一しないと家族関係が希薄になり「子供の育成」の観点から問題が生ずることが懸念されますが、どのように考えたらいいのでしょう。
2階で遊んでいた子供が両親の新婚旅行のアルバムを見つけてキッチンへ降りてきて母親に聞いた。
― ネーネーお母さん! この写真お父さんとお母さんが若い時のだよね。
「アラッそうよ、お母さんすっかり忘れていたわ。どこにあったの?」
― 2階の押し入れの奥にあったよ。僕見つけたんだ。偉いでしょ! だけどこの写真に僕
が写ってないけどさ、このとき僕は一人でお留守番していたの?
「いいえ、そんなことはないわよ。そーね~、太郎がまだ赤ちゃんだったから覚えていないだけよ。行きはお父さんと一緒、帰りはお母さんと一緒に3人で楽しく帰ってきたのよ。太郎が大人になれば分かることよ」
前に申し上げた「ユーモア」とここでの「ウイット」とは同じ『笑い』の範疇に入っても性格が違います。こうしたウイットに長けた聡明なお母さんがおいでのご家庭では、ご主人の姓を名乗ってはいても実際には奥さんが家庭の実権を握っていることもあるでしょう。
歴史上の事実はともかく、ギリシャの哲学者ソクラテスの奥さんが悪妻だった伝わってい
る。日本には奥さんに敬意を表した「かかあ天下と空っ風」の言葉があるように、とりわけ珍しい話ではありません。
ただ、昭和時代の某大企業のことです。女性の多い職場で仕事ができるイケメンが社員が同僚異姓職員に手を出した。昇進に響くことを危惧した当人が責任を取らされ一生恐妻家持ちを余儀なくされた男性の話が面白可笑しく定年になっても語り草になることもあります。人の口に戸は立てられません。あな恐ろしや ⁉
結婚による家族は元々他人同士の男女が縁あっての、とりわけ子供にとっては<自然発生的人間関係>です。子供の性格は家庭環境を含む生育歴が、遺伝子による性格形成(S・Z・E・H型)よりも性格の外側にできる『態度形成』に大きく影響することが多いものです。
『選択的夫婦別氏制度』が唱えられている現在、戦前の「家制度」を肯定するつもりは毛頭ありません。それでも、特に思春期のデリケートな子供の育成上は、あくまでご主人を家庭の「顕在リーダー」として立てる。奥さんは「潜在リーダー」に徹し
若い人同士が結婚する場合、好きで所帯を持ったお二人です。肉体的マッチ度は体験済みの方が多いでしょう。しかし、『相性』となると長い間かかってできる『態度形成』と同じで簡単には分からず別問題です。
そのためには既に申し上げた通り、恋人時代は双方とも両目でシッカリと相手を見る。しかし結婚したならば片目を瞑ることも大切なことだと思います。2分半に一組が離婚すると言われるご時世を勘案して子供の育成上あなたのお考えはいかがでしょう?
ここでの<テーマ>はこの先『管理者研修』に戻しリーダー(上司)とメンバー(部下)の役割として職場事例を挙げ考えていくこととします。以上で「5分間スピーチ」を終わります。ありがとうございました。
では、猛暑の中、今週もお疲れさまでした。お時間がある時にまた遊びにお立ち寄りください。どうか良い週末を ‼ (寺子屋ラッキー )
❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
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