『話し方研修』 (290) 「短い話が長くなる 四つの癖(クセ)」
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寺子屋ラッキー
こんにちは。前回(289)に続けます。では、なぜ長話になるのでしょうか?
第一は、儀礼的な挨拶やお世辞が多すぎる。
「エー雨の降る日はお天気が悪くて、本当にうっとうしいですね。相変わらずお元気でご
健勝でお丈夫で結構でございますナー」。
第二は、話が横道にそれて枝葉から枝葉へととめどなく拡大発展していく。
主題(テーマ)と関係のないムダ話が多すぎる。提案説明しているはずなのにいつしかハワイへ飛びアメリカへと飛んでいく。
第三は、相手のレベルを低くみているのか、あるいは自分の話し方に自信がないのか、同じことを何度も何度も繰り返す。
「エーこれをですね、分かりやすく申しますとですネ、もう一度お話しますと」とか、「
したがいまして、もっとハッキリいえば」あるいは「つまり、これを言い換えますと」といった風に。これでは聞き手はゲンナリする。
第四は、話しをするのが大好きなのか長々としゃべって自分の話に酔う。
おそらく癖でしょう。中には自分でしゃべって自分で相づちを打っている人もいる。
以上のような話での<癖(くせ)>が、3分間で済む話しを1時間の延長戦に持ち込んでしまうのです。就職氷河期世代以前の方には見かけたものです。ここで採り上げたことはSNSj時代に育った方に通用するとは思えません。
しかし、『個性』を生かした話し方は良しとして改めたい『クセ』はどなたにもあるものです。「人の振り見て我が振り直せ」といいます。動画には発声・表情以外は見当たりませんが、検索キーワードを工夫すれば他にもあるでしょう。
くどい話も嫌われます。以上3回でここでのテーマは終わります。当ブログではこの先も『実践的話し方』に焦点を当てさらに考えていきたいと思います。
では、シルバーウイーク後半を楽しみに今週も業務にお励みください。連休明け早々お立ち寄り願いありがとうございました。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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