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皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『管理者研修』 (419) 「期待される管理者 三つの役割」

ID:8559fx
寺子屋ラッキー

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 こんにちは。今回もお立ち寄りいただきありがとうございます。


 さて、雇用形態が多様化している現在、組織ですから様々な役割を担った人がいます。管理者をはじめとするリーダーは当然います。いつの時代のリーダーも組織にとっては<要(かなめ)>であり大事な役割を担っています。そのため、期待されるリーダーを目指してネット・書籍を活用し自学自習されている方もおいででしょう。
 そこで、寺子屋なりに『リーダーの条件』に焦点を当て3点に絞り申し上げてみたいと思います。


1.明確なビジョンを持っている
    ビジョンは組織にとって大切なものですが、漠然としていてはいつまで経ってもビジ
   ョンのままで終わってしまうことも考えられます。ビジョンを明確にすることで職場に
   ビジョンを掲げることは、リーダーとして重要な役割と言っても過言ではないでしょ
   う。


2.良い人間関係を築ける
     組織を引っ張っていく人間として、部下および上級管理者双方との良い人間関係を築
       いていくことも大切な役割の一つです。信頼まではいかなくても信用関係があるからこ
    そ、部下もパートナーとして共に就いてきてくれるのです。


   信用関係を築くには、普段から<組織の血液>とも言えるコミュニケーションを積極
  的に取っていく必要があります。仕事をする場は職場です。チームワークが求められて
  も「仲良しクラブ」にしようということではありません。そのための取組み方法はいろ  
  いろあります。
   管理者はリーダーとしての考え方を伝えるだけでなく、部下の意見を聞く姿勢が求め
  られます。ただ聞くことが得意だけならわざわざ断らなくてもいいことです。
   しかし、ヘッドシップおよびリーダーシップを適宜適切に使い分けるためにその実際
  となると難しいことです。


   米国の社会心理学者R.リッカートが提唱した「連結ピン」としてのリーダーは、一
  方通行ではなく部下の意見にもしっかりと耳を傾ける<双方向コミュニケーション>を
  図る必要があります。円滑な情報の共有を図る職場を構築することで組織としてのメリ
  ットを遺憾なく発揮することが期待できます。


3.現状維持から打破への挑戦をする。
   普通人は失敗を避けたがるものです。結果責任を問われる管理者も家族を抱えるサラ
  リーマンですからこれまた当然のことかもしれません。そのため慎重になり過ぎ能力を
  思う存分発揮できずにいる場合もあるでしょう。それでも管理者は逃げずにここぞとい
  うときは「身を乗り出す」チャレンジ姿勢が〝時には〟必要でしょう。


   しかし、部下の<指導・育成>が不得手な管理者の場合、表面的にでも人間関係維持
  を気遣うせいか「笛吹けども部下は踊らず」ということが起こりうるものです。
   そのため部下への『示範』としての<率先垂範>が「笛を吹かずに独走」
  るリーダーが世間にはおいでかもしれません。


   経済・社会情勢共に不安定なご時世です。ややもすると「リング・ワンデ(ダ)リン
  グ現象」に巻き込まれないとも限りません。それでも「ピンチはチャンス」というよう
  に失敗の仕方によっては、成長のチャンスと捉えることもできます。管理者はマイナス
  のイメージに支配されることのないようプラスに変換することも肝要なことでしょう。
  
   例えば、部下が業務に挑戦してみようと思えるような<職場風土形成>もリーダーの
  役割であり、先日来申し上げている広義の「OJT」の一つです。


   でも、どうなんでしょう? テレワークを実施している会社では在宅勤務の社員をリ
  モート(カメラ・マイク)越しに部下を巻き込むOJTの実施は、容易にいかないように
  も見受けます。


   そのようなことから隣国に伍して、賃金上昇のベースとなる<労働生産性>を向上さ
  せるには、過日申し上げた時間管理の『原価意識』の観点からも現行のテレワークを見
  直す余地があると思えます。


 以上「狭義のOJT」は監督者に任せ、マネジメント活動の一環としてのOJTの責務ある管理者はこれまでも申し上げてきた五つの『広義のOJT』に機会を捉え創意工夫なさってみてはいかがでしょう。


 ときに、貴社に「退職金規定」があれば、就業規則と同じくオープンになっていると思います。私は仕事柄職場で病死した人の退職金を一度だけ計算したことがあります。しかし、自分の退職金を計算したことはありませんでした。
 定年になった翌日再就職先で暇を見てソット計算したところ税金・住宅融資返済金残額を差し引くと、なんと1円の間違いもありませんでした。当たり前ですよネ。


 今年でしたか、参考までに『人生3大買い物』として「住まい・保険・自動車」を挙げたことがあります。その点、バブル期に中古住宅(現在耐震判定:D)を買い、バブル期の利息で住宅融資を受け、一時金6,000万円で加入した掛け捨て障害付生命保険は1円も却ってこず、家族への「安心料」と引き換えとはいえ随分大きな買い物をしたと考えています。


 定年前に退職予定の方はその時点の社会保険の加減は別にして退職金概算額を算出し配偶者に教えて差し上げ安心させるのも良いかもしれません。
 「余計な心配大きなお世話」で失礼しました。


 では、終業時刻の早い会社では退社時間です。今日もお疲れ様でした。また次回に。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (Verdana;mso-hansi-font-family:Verdana">「部下をパートナーとして 職場目標を達成しようVerdana">」
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