『話し方研修』 (306) 「一枚の写真は 一万語に勝る」
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寺子屋ラッキー
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【カテゴリー変更のご挨拶】
こんにちは。「寺子屋ラッキー」と申します。ムラゴンさんおよびブログ村さんにお世に
なり4年半になります。開設当初から<カテゴリー>を「マネジメント」に設定してきました。今年になりブログ内容を見直したところ<カテゴリー>は『ビジネススクール・セミナー』が相応しいように思えました。 。
つきましては、ブログタイトルはこれまで通り<ブログ『社員教育講師』>とし、勝手ながら元日まで遡及して変更しました。また、タグは次の5つに絞り統一しました。
1.ビジネススクール・セミナー
2.管理者研修講師
3.社員研修講師
4.話し方研修講師
5.ブログ『社員教育講師』
なお、タイトル以外はバッチ処理が出来ないため、設定は逐次処理していきます。よろしければお時間がある時に御覧ください。よろしくお願いいたします。 以 上
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さて、あなたは五官(感)をご存知ですね。視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚(○きゅうかく ×しゅうかく)の五つです。この全体を100%とした場合、一番強い感覚はどれでしょう? そうです。視覚です。
データの出所は米国IBMを含めた研究機関により違いはあるものの視覚は全体の70%を占めます。それに対し聴覚は20%、その他で10%だそうです。ですから「一枚の写真は 一万語に勝る」とも言われます。しかし、一枚の写真は部分であり必ずしも全体を表しているとは限りません。
したがって『百聞は一見に如かず』であり、ビジネス現場での「問題解決」には<現場・現物・現実>の『3現主義』が殊のほか大切になります。
ときにあなたは話は<聞かれている>とお考えでしょうか。それが普通です。話は<言葉>という「道具」を使います。この言葉は、聞き手の耳に入ります。つまり、聴覚に訴えることになります。と同時に話は視覚に訴えることにもなります。そのようなことから、話は<見られている>といっても過言ではないでしょう。ここに意識を向けないことが要因となり「誤解・曲解・歪曲」を生じ、職場生活では何かと問題を惹き起こすケースがあります。
かつてのアメリカ大統領アイゼンハワーは、テレビで演説するとき舞台俳優を演出顧問にして細かな注意と指導を受けたそうです。
1960年の選挙で若くてハンサムな故ケネディに負けたあの眉毛が太く目がくぼみ鼻の反り返ったニクソン大統領は、その後新しい姿でニュース番組に登場した。星条旗の赤い縞を背景に、ブルーグレーの背広、真っ白なワイシャツ、黒と象牙色の千鳥格子のネクタイという服装でイメージチェンジを図った。
彼は後に失脚したが、60年選挙の当時を振り返り言っている。
「私が選挙に負けたのは、余りにもしゃべることの内容に時間をかけ、余りにも見かけに時間をかけなかったことだった」と。
前に申し上げた『襤褸(ボロ)をまとえど心は錦』といった欧米人にも通用すると思える諺があります。SNSのご時世の社会生活では、どの程度世間に知れ渡っているかは分かりません。
しかし、人前でのスピーチだけでなくビジネス現場で話をする場合にも身分相応の服装をはじめとする「態度」に気を配るのは、つまらないことのようですが、思いのほか話の効果を左右するものです。そのため『外面的態度』については重箱の隅をつつくようですが、ご参考になると思える事柄を『クセ』を含めこの先繰り返し申し上げていきます。
では、仕事での『主務者意識』の強い<上役・下役・ご同役>の皆さん、週末に新型コロナにも気を付けて「エナジー」を蓄え、週明けからも〝心身共に逞しく〟大いに業務にお励みください。お立ち寄りいただきありがとうございました。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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