『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (103) 「自己啓発は 誰からでも学ぶという謙虚な姿勢で」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今日は貴重な晴れ間が広がり気持ち良く過ごせます。


 さて、これまで採り上げてきた職場における『能力開発』とはどのようなことをいうのでしょう。それは一面「情報を集めそれを役立たせること」とも言い換えられます。


 では、「情報」とはいったい何でしょう?
 情報は単なる知識やデータではありません。あなたが業務遂行上、物事を判断し意思決定し行動化するのに役立つ知識やデータのことです。その意味で人間の一生は、情報に支配されているといっても過言ではありません。


 あなたが何を食べて何を着ればよいのかということを決めるのは、情報を基にしているからです。また、あなたが学校を選び今の会社へ就職したのも、それを決めたのは情報が基になっていたはずです。
 したがって、『能力開発』とは情報の収集・分析であり、それらをベースとし行動に移すための<知恵>であるともいえます。


 次に価値ある情報はどのような態度で、どこから集めればよいのでしょうか?
 それは「誰からでも学ぶ」という謙虚な態度で<自己啓発>することです。ビジネス活動に役立つ知識を得ようと思ったら書籍・ネットだけでなく誰からでも手に入るのです。その気になればあなたの周りには上司・先輩だけでなく取引先の人をはじめ社外の方からも色々なことが学べる。あるいは教えてもらうことができるということです。ここまでとします。


 ときに、総務省によりますと日本のブログ数は2008年現在で約1,700万件となっていますが、おそらく世界一でしょう。うち一か月に一回以上更新されるアクティブブログは全体の2割の300万件だそうです。 おぼろげな記憶では、SNSのご時世もあり15年前より50万件減少したように思えます。


 とにかくブログはお立ち寄り頂ける方がいなければ<独り言・寝言>になります。そのようなこともあり知名度のない当ブログの貴重なリピーターであるナイス頂いている方およびあなたには改めてお礼申し上げます。


 では、明日が勤務日か休日かは別として良い週末をお過ごし下さい。今週も遊びにおいで頂きありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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『話し方研修』 (81) 「管理者のための 『話し方教室』(はじめに)」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。


 ある産業心理学者の調査によりますと、トップマネジメントは活動時間の80%を話し方に費やしているということです。また管理者になると、経営方針・部門方針を職場の末端まで徹底させるだけでなく、管理技法としての話し方のスキルも必要となってきます。それだけ話し方が<ビジネス活動>に大きな影響を与えているといえます。


 ところで、職場で業務上の話をする目的は、突き詰めればその組織の「目的」、「目標」を達成するためのものです。そのために管理監督者は部下に、話そうとする内容をよく分からせ、できれば良い感じを与えてモラールアップを図り「行動」をとらせることが肝要となります。
 この観点に立つと、「上手な話し方」とは、分かりやすく、感じの良い話しの仕方ともいえます。


 言葉というものは自分の<意思・考え>などを相手に正確に伝えるための道具です。繰り返しになりますがいつの時代もビジネスパーソンは、<必要なことを 必要な時に 必要なだけ>話せることは大切なことです。


 でも、どうなんでしょう? SNSのご時世でも単にコトバだけを問題にしていたのでは不十分かもしれません。欲を言えば心も身体も全てを使って話をするという『態度』が必要です。つまり、<全身全霊>で話すということです。以下三点に絞り申し上げます。(続く)



 ここのところ連日の季節外れの暑さが続いています。今日は若干涼しい風を感じますが、特に外勤職場の方は体調を崩さないよう「安全」にも配慮して現場出向なさって下さい。
ありがとうございました。



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『管理者教育』  (131) 「どんな組織でも 創造の産物」

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 こんにちは。昼食はお済ですか。今回はパソコンに読ませての1分半スピーチとします。


 かつてアメリカでは、同一製品だけを4年間作り続けているとその企業は倒産すると言われていたことがありました。物余りの現在、消費者は新しいもの(コト)を求めており、そのため各企業は「新商品開発力」、「技術力向上」にしのぎを削っています。これは御社も同様でしょう。この新商品(製品)・技術力を生み出す源泉は創造力です。
 では、『創造』とはどういうものでしょうか?  


 その定義はお持ちの辞書および辞典並びにビジネス書籍でお調べ下さい。寺子屋として意味付けますと、本来バラバラになっている「一見関連の無いもの(コト)を結び付け(連合)、より有益(よりすぐれた)のもの(コト)を創ること」です。


 創造力は<吸収力(好奇心)・記憶力(基礎知識力)・推理力>が必要となります。また、人事考課がコンピュータへの置き換えが進んでいる現在です。しかし、コンピュータに効率的はともかくとして効果的な「OJT」が出来るわけがなく、最終的な創造力だけは『人間』だけにしか発揮し得ないものと考えます。


 以上の観点から<人・物・金・時間・情報・技術・システム>といった違う性質の経営資源を同様に秩序づけしているのが<経営>です。その意味では官公庁を始めどんな<組織>でもそれは「創造の産物」であるといえます。


 当初ブログ開設時に申し上げたとおり、本来ブログは「主義・主張の場」であり、学問を論じる場ではありません。加えて当ブログでは人前で避けるべき話題としての<政治・宗教・思想>を対象外として更新しています。
 この先は「話し方」のシリーズ記事を終えた後、『創造力の発揮』をテーマにタイトルを替え逐次申し上げていきます。よろしければお時間のある時にお立ち寄り下さい。ご覧頂きありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)


『社員教育』 (99) 「相手に関心を寄せ 協力し合える職場風土を醸成しよう」

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 こんにちは。テレワークをいかがお過ごしですか。


 福沢諭吉は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言っている。お互いの仕事の能力、地位・学歴などは違っていても人間としての価値には変わりありません。それを地位とか財産・能力などで差別し相手を拒否する態度は決して自慢にはならず、むしろ軽蔑される態度です。


 普通、人は誰でも自分が一番可愛いいものです。また、自分のことを「認めてもらいたい」という欲求があり『本能』とも言える。そのため色々な手段で意識的、無意識的に自分を認めさせるための行動を取る場合があります。


 ですからその可愛いい自分のプライドを高めてくれる人がいればその相手にも好意を持つのが「感情の動物」である人間です。反対にプライドを傷つける相手に対しては敵対心を抱くのもこれまた当然のことです。  
 つまり自分を重要な存在だと感じそのように扱ってくれるか、それとも軽くみてプライドを傷つけられるか、ということです。


 ところが世間には人を拒否するような態度をとるだけでなく、相手のことをまったく〝無視〟しプライドを傷つけている人がいるものです。自分の能力が高いとか、育ち・家柄・出身校がいいという人の中にいたとすれば、決して褒められたことではありません。
 こうした人は他人の心理や行動原則が分からない性分といえるでしょう。格別悪意や敵意があってそうした態度をとっているとは限りません。おそらく育った家庭環境やそれまでの教育歴などが内面的態度形成に強く影響しているものと思えます。


 しかし、こうした人は、逆に自分が無視されると人並み以上に憤慨することがあり厄介です。それがもとで色々なトラブルを起こす人も中にはおり、虫のいい話と思えるケースも見聞きします。
 したがって、職場で業務を円滑に遂行するための「職場環境」を形成するには、多少でも相手に関心を示し認めることが出来れば申し分ありません。


 もしも同僚が新しい洋服を着ていることに気付いたら、「おぉ、いいスーツだね。なかなか好みがいいじゃないか」と言ってごらんなさい。「イヤー、ほんの寝巻きだよ」と言ったとしても内心は悪い気がしないものです。
 「あらッ、そのハンドバック今年の流行ね、いいわねー。どこで買ったの?」と褒められて怒る女性社員がどこにいるでしょう。誰も気が付かなければ就寝時に枕に頭をあずけてチョッピリ寂しい気がするのではないでしょうか。


 このように相手に関心を持ち観察すれば、認めるもの(こと)は数多くあります。相手の趣味、出身地、家族、容貌(?)のこと。仕事の内容や能力、着ているもの、アクセサリー、住まいについてさり気なく触れる。犬や猫を飼っていることを知っていたならばそのペットを話題にするなどその気になればあるものです。


 相手を心から認めるということは決して難しいことではありません。また、自分の〝価値〟を下げることでもありません。
 要するに、相手に対して関心を寄せ良い点があればそれを素直に認め、時には褒めるということを実践すればいいわけです。


 気をつけることは何かの〝下心〟があって言ってはならないということです。本心から言った言葉でないと必ずいつかはメッキが剥がれ相手にその下心を読み取られてしまい逆効果になるだけでなく、<人間性>を疑われることにもなります。
 ですからこうした点をよく考え、<事実>に基づき相手を認め、時には褒め言葉を使えるようにしたいものです。


 企業は業種、業態、企業規模を問わずサバイバル競争の中で成長発展を目指す厳しい世界にあります。当然どこの職場も、企業によっては日々損益が示され、仕事の成果(結果)を求められます。
 そうした競争社会での<良い人間関係>の職場とは、飲み会が盛んでもなければ「仲良しクラブ」といった類の甘いところでもありません。どのような職場を指しているかの意味付けはできます。しかし「状況対応のリーダーシップ」と同じく組織の性格および置かれた状況並びに個人集団の成熟度によって異なるためどこの職場にも当てはまるとは思えません。


 それでも職場構成メンバー同士の心配りといったコミュニケーションの〝血〟が組織の上下・左右にそれまで以上に流れれば、組織の現状は仕事・人の両側面でそれぞれに改善されることが期待できます。
 オンライン職場でもより働きやすくするためには現状分析し、職務遂行上困った時には相談し協力し合える「職場環境(風土)」の形成(醸成)が必要でしょう。それには一朝一夕にはいかないものの、若い人の<感性>を活かし「職場ぐるみ」で考えたいものです。(タイトルを替え次回に続く)


 ようやく陽が射してきました。では、今日も一日お元気で。ありがとうございました。



❒ 社員教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に向かって挑戦しよう ‼」)



『話し方教育』 (78) 「パブロフの条件反射にみる 言葉の刺激」 ※ 加筆修正再投稿

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 こんにちは。今回の投稿記事はこの先「リーダーシップ」へ繋げるため、昨年10月に『話し方研修』として標記タイトルでの投稿記事を加筆修正したものです。休日のため長くなります。よろしければお手すきの時ご覧下さい。


 ときに、京都では「ぶぶづけ(御茶漬け)どうどす?」と言われたら「そろそろ帰ってほしい」という間接表現(社交辞令)と受け止め、退散する必要があると聞いたことがある。
 SNSの現在でも地方によってはこの表現が生きていることをテレビで知った。


 さて、人は誰しも建て前と本音を適宜適切に使い分けて生きている。話の大半は建て前であるといっても過言ではないと思えることもある。職場でも会議や打ち合わせの場で正論を押し通すと「何を青臭いことを言ってやがるんだ!」と、陰で嘲笑されることもあるでしょう。


 また、こちらが腹を割って話していても、相手はその<地位・立場・役割>があり本音が言いたくてもペルソナ(仮面)を外せず鎧(よろい)を脱げないことも当然ある。そのようなこともあり、相手が本音で話しているか建て前で話しているかを推し量らないと、『説得』の効果を上げることが難しい場合が多いものです。
 ただ、真に説得するには心と心の結びつきが必要です。ラポール(心のベルト)を架けるのが「言葉」。その架け方を話の「技術」という。これが上手くできないと、心の交流は簡単にいきません。


 人間関係がある限り<コミュニケーションの橋>が上手く架かるかどうかは、あなたの言葉の刺激の与え方もあるでしょう。そのため上司にあなたの考えを理解、納得させ行動に移してもらうことは容易なこととは思えません。


 コミュニケーションとは、話し手が言葉の刺激を与えて聞き手の心に反応を惹き起こし、その行動を変化させる「プロセス」とも言える。言葉の刺激から反応へ、反応から行動へのプロセスについて簡単な例を上げましょう。


 日本人は梅干を食べると刺激を受け酸っぱいという反応を起こし唾液を出します。次に顔をしかめていかにも酸っぱそうな顔で、相手に梅干しという言葉で刺激を与えてみる。
 あなたの音調、語調による言葉の刺激だけで相手は反応を起こし思わず唾液を出す人もいることでしょう。これを「パブロフの条件反射」ということはあなたもご存知のことだと思います。


 このように実物の梅干ではなく、言葉の刺激だけで相手の心を動かすことができるとすると、我々の生活の中で『話し方』というものがどんなに大きな役割を果たすかが分かります。
 「どうもうちの課長は、俺(アタシ)たちの気持ちを分かってくれない。困ったもんだ」と嘆くサラリーマンは、言葉の刺激の与え方が拙いのではないでしょうか?
 梅干と言うべきところをケーキと言っているのかもしれない。買わせるためには買いたくなるような言葉の刺激を工夫しなくてはなりません。


 ただし、上司に『意見具申』するときに「あぁしたらどうですか?」、「こうすべきではないですか?」といったような強すぎる刺激は、コミュニケーションの橋を壊してしまうことでしょう。  
 だからといって、逆にインパクトが弱すぎると相手(聞き手)の心まで届きません。ここが実際には難しいところです。


 欲を言えば言葉の刺激だけでなく、できれば体全体(全身全霊)で話すことにも意識を向けないと本当の効果は上がらないものです。スマホを活用して研究なさってみて下さい。


 高齢者のコロナワクチン接種時期は見通しが付いてもコロナの収束は依然として見えず、加えて梅雨入りのドンヨリした天気では空が狭く感じられます。長寿化社会を逞しく生きるには、〝体力〟を付けるため体を鍛えるだけでは不十分です。自律神経を正常に維持し〝気力〟を保つには『快眠』することが殊のほか大切です。


 在宅でのお金と時間をかけないご自身に適した「ストレス解消法」は、アルファ波コントロール法、自律訓練法、音楽療法、日本古来の丹田呼吸法あるいは中国3,000年の歴史ある太極拳・気功法(八段錦)など探せば色々あるものです。ネットで動画を含め情報収集し試してみましょう。実行なき知識は〝ゼロ〟です。


 では、次回もまたお時間がある時にお越し下さい。ありがとうございました。



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