『管理者研修』 (254) 「予備役になったとしても リーダーらしい生き方を」 紛失記事補充
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寺子屋ラッキー
こんにちは。いかがお過ごしですか。
さて、国内法人企業の7割は赤字決算か合法的な赤字処理にせざるを得ない場合もあるでしょう。それでも直近で過去最高益を更新しているグローバル企業はあります。構造不況業種でも勝ち組企業が存在することはこれまた事実です。この時期愚痴をこぼすのは詮無いことです。
新卒で入社後の定年までが日本的経営に守られていた当時の40年が不確実となり、40代から肩たたきの対象として一部企業では拍車がかかる(?)現在です。
でも、どうなのでしょう?
夫婦で協力し合って家庭生活を維持しているのは今も昔も変わらないでしょう。それでも大方の家庭では一家の大黒柱はご主人が多く、表向きは奥さんがご主人を立てることが多いとお見受けします。
仮にあなたが男性で中高年にさしかかっていたとしたら、家庭のリーダーとしての切り替えが必要でしょう。これにより家庭が何か少し変わってくると『職場』に対する考え方も変わってくるように思えます。
大事な問題は、昔の軍隊用語でいえば「予備役(えき)」です。企業によっては50歳までにある程度のポストに就いていないと役職定年でライン(職制上)の長から外され後進に道を譲る。それまで培ってきた『経験・実績』があっても残念ながら肩書きを失いサラリーマンの悲哀を味わうことになるケースは会社は40年前から存在していたことです。
したがって、質的に下がるという意味ではなく、役職(部課長)面では現役から予備役になるかもしれません。
ただしですよ。『人生の先達(せんだつ)』として、家庭の親父として、これは死ぬまでリーダーですよね。あくまでもリーダーです。何を言われてもリーダーはリーダー。たとえこれまで<K・K・D>主体できても本業への取組み姿勢は、「転職志向」の一部若者とは違うでしょう。
ならば、リーダーらしい<生き方>を今一度お考えになってみてはいかがでしょう?
昔から二八(にっぱち)月は商売が低調で売り上げが落ちると言われ商人は嫌っていました。アフターコロナとは言え8月に入った今日現在、大型倒産だけでも今期35件を超えます。
いつの時代も先を読めないのが世の常です。それでも公私共に<判断力・決断力>は求められます。企業の消長と運命共同体の職場ではどうすればよいのでしょうか?
手を打つ方法がなく精神疾患に陥っては、人生は悲劇です。簡単なこととは思いませんが多少でも意識すれば誰でも行える意識転換方法はあるように思えます。
例えば、<人生目標>を見直し小中目標に分け「目標達成の3原則」に則り知恵を出し、たとえ匍匐(ほふく)前進でも『行動力』を発揮したいものです。
先ほどまでテレビから高校野球のブラスバンドで「人生楽ありゃ苦もあるさ~」の『水戸黄門』の主題歌が流れていました。男女を問わずビジネスパーソンは<サラリーマン人生>を急(せ)かず騒がず焦らずに、たゆまぬ前進を続けましょう。
では、十分な睡眠で内面を充実させ、明日からも頑張って下さい。ありがとうございました。
❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
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