『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (297) 「好かれる人の 心理とは?」

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寺子屋ラッキー


 おはようございます。中国から帰国した男性が新型コロナウイルス感染者であることが報じられて間もなく4年になります。日進月歩の時代、ドクターのコロナ対策医療技術の向上および医薬品の開発で院内感染を始めとするメディアの採り上げ方が変わってきているように思えます。しかし、オイルショック当時と比較して備蓄率が向上している石油問題あるいはサラリーマン人生と同じく『油断大敵』です。


 さて、協力し合う職場における「良い人間関係」とは、〝人気取り〟でもなければ〝仲良しクラブ〟でもありません。今回は<好かれる>ということについての『人の心理』を少しだけ分析してみましょう。


 第一に好かれるという人は、足元を絶えず見せるということです。
 人との関りとかをいう前に自分が自分を好きかということです。これが一つの〝盲点〟なんですね。「自分が嫌いでどうするか。自分を愛せなくて人から愛してもらえるか?」という<問題提起>です。
 このことは自分を考えるのには器用でない「バブル世代」前の男性たちにとってはどうも難しい問題のようです。そういう風に育ってきているからです。


 しかし、私も含めこれではいけませんね。そのためには客観的に自分を見て、その悪いところを治しながら良いところを見ていく。自分を好きになる努力をすることです。おそらく<快働>している人は自分で自分が好きになれることでしょう。


 <総量>で生きていられるような人は、「俺はいいな。俺も生きてきてよかったナ!」と思えるのではないでしょうか。
 ということは、絶えず嫌々仕事をし周囲の協力なくして生きている人は、ときには「自己嫌悪」に陥るかもしれません。


 第二は、自分を好きになった余勢を駆って他人を好きになるように努めることです。好きになるということはどういうことか?
 長所ばかりの人間がいないのと同様、短所ばかりの人間もいません。相手の嫌な面ばかりを見ていないで良いところにも目を向けることです。


 どうも「人嫌い」という人は、人の悪いところばかりに目がいくものです。人の弱点だけを見る。私もそうでしたが、何故か良いところには目を瞑る。ところが、人を好きになれる人は逆なのですね。


 たとえば、「あの野郎せっかちだ。あわて者だ」と言いますでしょう。裏返してみれば、頭の回転がいいということです。同様に、「あの野郎愚図だ。鈍重だ」も裏返してみれば落ち着いているということです。『性格』は表から見れば良く、裏側から見れば悪くなるものです。


 人が好きになれないのは、いつも悪い方悪い方と見ているからでそれを切り替えろと言われますが、確かにそうですね。組織の協力体制を堅持するためにも意識して<部下・後輩>の長所に目を向け(出来れば見つけ出し)、相手を大事にしてあげる気持ちが大切なことだといえましょう。


 しかし、相手に妥協し甘やかすこととは違います。少なくとも「話し方」の目的の一つである『叱り方』で、<部下後輩・指導育成>の効果を上げるためには必要なことだと言えましょう。


 以上は無論のこと口で言うほど簡単なことではありません。しかし、あなたには以上をヒントにご自身だけでなく<部下・後輩>の良い点を見付け出し、人事考課面談の場など機会を捉え言葉を惜しみせずに伝えて頂きたいと思います。これはお金を掛けない『言葉のご馳走』と言えましょう。ご覧願いありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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