『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (300) 「緊急事態下でのリーダーシップの発揮」

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寺子屋ラッキー


 リーダーシップとは、(1)指導者たる地位または任務・指導権、(2)指導者としての資質・能力・力量・統率力(指導力)の意味で使います。パーフェクトなものは存在しないし特効薬もないため、管理者は自分の型や特徴を再認識して、自分の持ち味をどうしたらより良く活かせるかを考えることが大事なことです。
 簡単に言えば「人を動かす影響力」(対人影響力)ということであり、子供の世界の〝ガキ大将〟(死語?)にもあります。


 ただ、リーダーシップの有無は、結果の良し悪しで判断されます。従って、ヘッドシップとリーダーシップを適時・適切に発揮して職場の目標を効果的に達成することが肝要なことといえます。


 リーダーシップというものは平穏無事なときには大石内蔵助に代表される「昼行燈」と評されても問題が無く、この度の能登地震災害復旧作業に見られるようにいざというときに始めてその有無が問われます。
 従って繰り返しになりますが、リーダーシップが発揮されたかどうかは、まず管理者としての適切な行動力(行動内容・仕方)があって、その「行なわれた仕事の成果(結果)」から判断されます。
 また、『状況優先の法則』があり、危機的状況に対し臨機応変に対応すれば、適(正妥)当に発揮され安定的状況となることでしょう。


 ときに、コロナ禍発生時に某電機メーカーへ問い合わせたところ臨時休業となっており、緊急事態宣言に伴う旨ネットには掲載されていました。間もなく4年になるコロナショックと同じくこの度の能登震災はいずれも予期せぬ出来事であり、企業の管理者もお客様対応および行政機関の指示・指導並びに部下からの「情報」を有効活用し打開策を講じられているのはいずこも同じでしょう。
 情報は、単なる知識やデータではありません。管理者が業務遂行上、あることを判断し、意思決定し、行動化するのに役立つ知識やデータのことです。


 そのようなことから、あなたも情報をウエイト付けし『上司補佐五つのリクワイヤメント』(報告・情報提供・意見具申・代理代行・根回し調整)に応え上級管理者を補佐し部下を指揮して週明けの今週も対応策を練っておいででしょう。
 避難者が19,000人を超す能登地震の復旧作業に当たる実施部隊のリーダーを始めとする関係者の皆様は、二次避難が考えられている今日現在これまでの疲れを癒すため交替勤務であってもくつろぐ雰囲気とは思えません。


 ただ、動態的組織での管理者は命令指示系統が輻輳化し『八甲田山死の彷徨』に見るリーダーのような窮地に陥らないようどうか心身共に健康に留意なさって当面先の見えない問題解決を図るようご健闘をお祈りします。


 では、今日は旧暦の小正月、地方によっては「女正月」とも言われています。既婚者は良きパートナーである配偶者の労をねぎらって差し上げてください。ありがとうございました。


❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』(「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」)
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