『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『話し方研修』 (参考 2) 「話の裏打ちとしての<例>の癖(クセ)」

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    は6時間程タイムラグを生じています。(念のため)


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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今回の切り出しはある家庭事例からです。広い日本、必ずしもレアケースとは思えません。


ー あなた酔ってきたようね。そろそろお酒飲むのは止めてご飯になさったら? ー


「なんだって! どうしてお前にわかるんだ? 偉そうにいいやがって!」


ー  そのぐらいわかるわよ。考えてもみなさいよ。たとえあなたの社長さんでも 人様が言え
 る訳がないでしょう。何年一緒にいると思ってんのよ。だってそうでしょう。さっきから
 同じことばっかり言って。〝青い顔〟して話がクドクなってきたからよ。いつもと同じで
 自分でも何を言ってるかわからなくなってるんでしょう。


  普段は子供たちにもいいお父さんだけど、飲むと人が変わっちゃうんだから、<悪い癖
 >ネ!困ったもんよ。 会社で失敗しないうちに早く治したほうがいいわよ。女房だから
 こそきついことも言うのよ。サーご飯にしましょ。ー


 いつの時代もダメ亭主の存在を否定できない中、反省の念を込め申しました。子供のためにと我慢強い奥さんの気持ちを多少でもご理解いただけましたでしょうか?


 ときに上記した<癖(クセ)>とは、習慣となってしまった偏った好みや性質をいい、「長所」と「改善点」とがあります。以前人前での話における『態度(外面的)の重要性』ということで、できれば治したい「クセ」について部位別に分け理由を付してお話したことがありました。
 ここでは同じく勉強会で見かける話の裏打ちとしての<例>のクセを箇条書きします( 👉『言うは易く行うはマコトに難し』)。


❒ 話の裏打ちとしての『例』のクセ(1)


 1.身近な例を、具体的に活かしきっていない。


 2.体験した話をする場合、言葉だけに頼っているため気持ちが乗らず印象が伝わらな
  い。


 3.「問題意識」が弱いので、例が生きてこない。


 4.例だけが頻繁に引用されるが、要は何が言いたかったのかが分からない。


 5.聞き手が興味を惹くように、例にふくらみをもたせる工夫も必要である。👈 アッサ
   リし過ぎ?


 6.例の取材範囲がごく身近な出来事で、普遍性が感じられない。


 7.書物からの受け売りだけでなく、「生きた事例」も欲しい。


 8.他人の〝間接体験〟だけでは、話に<迫力>が欠ける。


 9.間接体験を話す場合は、話し手の身近な人の例を選ぶようにした方が良い。


 10.時間との対応を考え例を採り上げ「テーマ」を裏付けるようにする。


 以下は次回とします。お立ち寄りいただきありがとうございました。(続く)



❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」)
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