『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (115) 「人は感情の動物であり <自尊心の塊>」 ※ 書庫変更

【2022年08月10日(木)投稿分 再投稿】


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寺子屋ラッキー

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 こんにちは。今回申し上げることは、いつでもどこでも誰にでも共通する内容です。


 夏目漱石の『草枕』の冒頭が「知に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」の書き出しで始まることは、スマホ世代の方でもご存知のことでしょう。職場では、紫式部を内心ライバル(?)と思っていた枕草子の清少納言の言葉を借りれば、〝いとにくし〟と思えることがあっても不思議ではありません。
 しかし、人は「群棲動物]であり、一人で生きてはいけません。


 SNSのご時世でも話すことは『社会生活の基本』であり、避けて通る訳にはいきません。誰もが物心ついてから、道具としての『言葉』を使い不自由なく(?)しゃべっている。
 しかし、何事も「知ると出来たは大きな違い」です。一部とはいえ職場生活で、挨拶を不得手とする若い方を見ていると、「将来部下をもった時にあれでやっていけるのかな?」と大きなお世話と分かっていても余計な心配をする事があります。


 諺にも『一事が万事』とあるが、ビジネス社会は理性だけでは通用しないことは言うまでもありません。そのため、相手(上司・部下・同僚・先輩・後輩・お客様)の感情面に目を向ける必要があるでしょう。
 したがって、仕事に対する〝価値観の多様化〟でビジネスパーソンがスペシャリスト、ゼネラリストあるいは現場第一線部隊のリーダーを目指さずその他の道を選ぶにしても、サラリーマン人生で<自己実現>を図るには人の協力を得る必要があります。そのためには、職場での『話し方』に意識を向けることが肝要でしょう。


 とにかく人間は「感情の動物」であり、嘘をつくと内心は表情(特に目)といった外面的態度に表れバレルものです。また、<自尊心の塊>と言っても過言ではないため、非を自覚しても謝罪の頭一つ下げることにも抵抗を示す厄介な生き物です。
 居宅介護でロボットが普及している時代を勘案しても、この先老後で助け合いかつ労(いた)わりあうであろう〝夫婦〟間でも油断しないことです。どっちが先にどう世話になるかは「神のみぞ知る」ことであり分からないが、配偶者同士お互いに意識して老後生活を心豊かに送りたいものです。以下は【蛇足】です。
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 当ブログでは日常会話と同じく<政治・宗教・思想>プラス上司の悪口は避けるべき話題としてブログ開設当初から採り上げていません。それでも「たかがブログ されどブログ」として時折り主義主張を申し上げてきました。
 例えば、7/26(火)投稿記事の最後に新型コロナについての私見を若干申し述べました。病院を始めとする医療関係者の危機意識とご苦労の実際は門外漢には分からないものの、わずか2週間でコロナに対する考え方に新しい見方が多少出てきたようにも感じられる。


 昨日が「立秋」で、今日から暦の上では猛暑も残暑に入ります。電力需給逼迫の折、産業界に節電要請することは、この経営環境を勘案すると経済活動にも影響が出るでしょう。
 電力需要のピークカットのためにも広域運営での電力融通は欠かせないことです。ですが需給の綱渡りを防ぐだけでなく<発電・送電・変電>など各部門の設備トラブルによる大停電がいつ発生しないとも限りません。来年からは、甲子園高校野球の決勝戦だけでもナイターにすることで需要を夜間にシフトすることも一考の余地があるように思えます。
   
 これから来月にかけては自然災害を伴う台風シーズンが控えています。下半期入りしても
経営環境が格別良くなるとは思えませんが早く爽やかな秋を迎えたいものです。


 では、台風上陸への備えだけでなく新型コロナ急拡大にも注意してお過ごし下さい。ご覧いただきありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)


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『管理者研修』 (253) 「報告は 記録に基づく 事実を伝達」

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寺子屋ラッキー

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 こんにちは。今回は「Simple is Best」の観点からスケルトンにならない程度での短文ブログとします。


 さて、「報告の原則」は聞かれたことだけを主観を交えず、事実だけをありのままに伝えることです。事実と意見は区別して、形容詞にも気をつけて。推論もいけません。


 しかし、イエスキリストは知らないが、お釈迦様は『嘘も方便』と説いている。それでも上司の叱責を恐れて<嘘>の報告をすることは、KKDを否定する積もりは無いが、「ファクトコントロール」を重視する職場には好ましくありません。


 それでもベテラン社員の中にも、責任感が強いが故にお客様以上に目が上司へ向き、逆鱗に触れぬよう自分で何とか処理しようと「隠す」人がいないとも限りません。
 これが問題によっては却って傷口を大きくすることもあり、コンプライアンス重視の時 代、事後処理(後ろ向き仕事)に多大な労力を要することになり感心しません。


 個別に報じられたニュースを見る部外者には真相を窺い知れません。仮に組織風土に関わる問題であれば組織が動脈硬化を起こしては大変です。企業全体の改善活動として取り組み問題を言語データで書き出し分析の上<真の要因>に手を打ち<対策を練る>必要があるでしょう。


 長い間かかってできた企業の「パラダイム」の変換を社内のどこの部署が事務局を含め所管するのが効果的で指導講師をどうするのかは分かりません。いずれにしろトップダウンであっても一朝一夕には解決せず息の長い全社的改善活動になるでしょう。


 では、退社時間帯入り帰宅の途につかれている方もおいででしょう。ブログを投稿してからご覧頂くまでにタイムラグがありますが、またお越し下さい。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
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『管理者研修』 (252) 「部下のモラールアップを図るには 心理説得を 試みよう」

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寺子屋ラッキー

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 こんにちは。リピーターのあなたには「まいどおおきに!」と、大阪人なら言うところでしょうか? 
 関西弁は東京弁(標準語)よりソフトな感じを受けることがあります。徳川幕府が瓦解し明治時代になった折、明治政権が首都を京都から東京に遷都せず関西弁を標準語にしていたとすれば、その後の文化だけでなく政治・経済も変わっていたことでしょう。


 ときに人は誰しも、赤ん坊が泣き声で〝本能的〟に母親へ訴えるのと同じく、自分が思うように他人を動かすことができることを望んでいます。同じく古来為政者は、誰しも自分が思うように他人を動かすことを望んでいたことでしょう。


 しかし、古今東西話力で決着がつかない時には、金権政治にみる「金力」があります。あるいは恐怖政治にみられるような「暴力」とかに訴えます。組織内で認められた権力までも否定するつもりはありません。それでも金力、暴力の力には自ずと限界があり、その効果はいつしか消滅し最後は「話力」で解決するものです。これはビジネス社会にも言えることだと考えます。


 『説得力』というのは自分の信念や部下に期待していること、あるいはアイデアなどを相手に話し理解・納得させ〝行動〟 させる能力、換言すれば「頭・心・行」(ズシンギョウ・・・・当方の造語)のことです。
 この理解・納得させるには、説得の前提としての「説明能力」が必要となります。これがなければ、上層部あるいはお客さまへの効果的プレゼンテーションが必ずしも上手くいくとは限りません。


 ところが、管理者の中にはこのことに気付いていない人がいるようにも見受けます。そうした人は、自分の説得力の無さを〝無意識〟のうちに権力だけに補っていることがあるものです。
 遂行責任だけでなく結果責任を問われる管理者が、自分に与たえられた権限で「俺の言うとおり黙ってやってりゃいいんだ!」と、部下の自主性・自発性を無視し仕事を強制し嫌々ながら仕方なく働くという態度を部下にとらせている人がいても不思議ではありません。


 その一因としては『性格』だけでなく、かつての自己の成功体験からの「内面的態度」が形成要因となり、自分の思うとおりに部下が動かないと気が済まないということもあるでしょう。〝職場事情〟による「サラリーマン管理者」には致し方無いことかもしれませんが、部下の<モラールアップ>を意図するには限界があるように考えます。


 説得の仕方(原則)については触れたことがありますが、それで済めばどなたも苦労は要りません。この先採り上げる『学問なき経験は経験なき学問に勝る』の観点から、説得の達人と評される方の書籍およびネットで必要に応じて研究なさってみて下さい。


 今月から10月にかけては台風来襲のシーズンであり、国内外での懸念材料が多い月でもあります。では、また次回に。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
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『社員研修』 (163) 「永続企業として存続する 健全な会社の あるべき条件」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。終業時刻間まぢかに失礼します。これまで当ブログでは便宜上、企業=会社としてお話しています。(念のため)


 さて、人の行動には目的があります。無意識で行動することはあっても例外です。目的を示されずに行動を強制されると苦痛になることもあります。地位・名誉・人生を失う行動でも目的はあるものです。その点、あなたは現在何かの仕事の責任を持ち、それを毎日実践していることと思います。一体その仕事は何の<目的>で行っているのでしょうか? 


 同様にどんな会社でも明文化の有無は別として、その企業なりの目的、目標があります。
 それは総論的な言い方をすると<収益性>と<社会性>です。つまり儲けることと、世の中の役に立つということが目的のはずです。こうした目的を達成するために、具体的な組織をつくり仕事の割り当てをします。


 組織とは単に人が大勢集まっているということではありません。目的を同じくしてサッカー場・野球場や競馬場に人が何万集まっても、これ等は組織とは言いません、単なる観客・群集です。
 また、儲かりさえすればどんなことをしてもいいということではありません。それでは詐欺泥棒と全く変わりません。儲けることと同時に、世の中の役に立つということも大事なことです。


 つまり、組織とは共通の目的を持ち、一定の仕組み(役割分担)を持って意欲的に目標達成のために活動している集団ということです。
 従って、会社の発展・利益の確保のためには、雇用形態は異なっても全従業員の一致協力が必要です。会社の利益追求は社員・出資者だけでなく社会のためでもあることを理解・納得する必要があります。
 各企業事情はあるものの企業会計原則に則り会計処理し、利益が計上でき法人税を払い社会に還元できるのが「あるべき姿」です。


 健全な会社の存在と活動は、世の中の役に立っているからこそ、永続企業として生き残れるのです。そういうことから考えると組織に属している人は、組織人としての<自覚・心構え>をしっかり持つことが大切なことです。
 なお、企業には生成から発展・維持期を経てやがて衰退し消滅する「企業寿命説」があることを学校で教わった記憶が残っています。御社が現在どこに位置するかは分かりません。


 とにかくゴーイングコンサーンとして先輩諸氏が築いた良い企業風土と企業活動の灯を、次は部下・後輩へと引き継いでいく。結果して定年後に多少なりとも企業貢献できたことを子や孫に誇れるサラリーマン(男・女)人生を送りたいものです。


 働き方改革が問われる時代、<上役・下役・ご同役>の皆さんはどのようにお考えになりますか?


 では、年末年始を控え心身ともに健康管理に心がけ業務にお励みください。ありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』(「部下をパートナーとして 職場目標を達成
 しよう ‼」) 
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『社員研修』 (161) 「ハザードランプにみる 挨拶と返事」

【2022年09月03日 投稿分】(タイトル・書庫変更)


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寺子屋ラッキー


 こんにちは。今日は二十四節気の一つで大暑。言っても詮無い事ですが、とにかく暑いですネ。今回はカラオケと同じく私の数少ない持ちネタからの一部です。
 にほんブログ村さんの今日の「ユーザーの過去記事」に採り上げられた未修整の記事です。タイトルと書庫を(「管理者研修」 👉「 社員研修」)に替え再投稿します。よろしければお付き合いください。


 『親しき中にも礼儀あり』の教えは、テレワーク導入職場でも配意すべき諺です。中国は当然としておそらく欧米をはじめ諸外国でも通用する諺でしょう。その点、あなたは職場での<マナーとエチケット>をどのように意味づけ、その違いを部下や後輩に指導しておいででしょうか?


 ときに、あなたは次のような体験をお持ちではありませんか?
 夕方の忙(せわ)しない時間帯、細い道を車が行き交う。狭い道なので対向車同士の往来が容易に出来ない。そこで、車を路肩に寄せて待ってあげる。そうすると向こうがハザードランプを点灯させて行き過ぎる。「ありがとう」という『挨拶』ですね。あれがあると気持ちが良いものです。「あ~待ってあげててよかったナ」と思えます。


 ところが、中には黙っていくのもいますよ。せっかくこっちが待ってあげているのに黙っていく。
 新人研修では、「挨拶とはそもそも<一方通行>であり、返礼を期待するものではない」と言ってはいても、不愉快ですね。「許さん ‼」。


 挨拶が無いとは、あぁいうことと同じなんです。『一事が万事』といいます。「事実」はともかく、二分半に一組が離婚すると言われるご時世です。ハザードランプでの挨拶一つ出来ない人が、家でも挨拶してるのかな?」と心配になります。
 「余計な心配大きなお世話」かもしれません。ですが、日常生活ではこんなことで〝好感〟を持たれ、職場では協力されるどうかを左右するようにも思えます。


 さらに申せば、普段挨拶をして「問題」が起きることなどあるのでしょうか?
 仮に挨拶をして『人間関係』が破裂したとすれば、私はその場へスッ飛んでいきたいですネ。そんなことはまずありません。私が責任を持ちます!
 反面、「すみません」のたった一言がなかったばかりに、相手に不快感を抱かせることはいくらでもあることです。中には傷害事件にまで発展したケースも珍しくないことはあなたもご記憶でしょう。


 この先年金支給(満額)の65歳あるいは70歳まで働くとして長~いサラリーマン稼業を想定すると、生活の糧を得る職場だけでも気持ちの良い挨拶を交わし協力し合い住みやすくする。これは「礼儀作法」の問題ではありません。
 できれば一部企業とはいえ管理者には、派遣社員が正社員の、部下が上司の顔色を窺わず日々業務遂行に専念できる職場風土の形成にも目を向けていただきたいと考えます。


 来週の日曜日は今年の「土用の丑の日」です。ウナギに限らず精の付くものを食べて週明けからのエナジーを蓄えるよう良い休日を ‼ 今週も遊びにおいで頂きありがとうございました。


❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
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