『話し方研修』 (262) 「電話応対者は 属性・正規非正規を問わず 企業の顔」(その3)
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寺子屋ラッキー
◆ お待ちいただく場合
長くお待ちいただく場合は、時々相手に呼びかけましょう。また、お待たせしている理
由を告げて、相手に〝不安感〟をもたせないようにすることです。相手は待たせられると
イライラしてきます。その上、市外通話だけでなく携帯電話から固定電話への通話料も馬
鹿になりません。
したがって、平気で相手を待たせるのは、相手の『金(通信費)』と『時間』を浪費さ
せることになり大変「失礼」なことです。
誰でもが全てを知って即答出来る訳がありません。やむなくお待たせする場合は、相手
が〝出先〟からなら事情を説明し、取り敢えず自分の名前を伝え5分後なりに再度電話
してすて頂けるようお願いし、一回電話を切ることです。
用件によってはその後あなたなり担当者なりから、苦情の場合は責任者から改めて先方
に電話を差し上げるのが良いのです。
とにかく、電話を待たせたために相手を怒らせ、会社のイメージを落とすことだけは
避けなければいけません。
企業にとっての問題は、黙って去っていく客離れだけに留まらず、悪いイメージだけが口コミで広がり日頃のサービス活動が帳消しとなることです。実は、これが一番怖いのです。
事情は違うが一夜にして消滅した著名企業は過去にもありました。レアケースとはいえこの先無いとは言えません。
電話についてのシリ―ズ記事は今回までとします。ここまでご覧いただきありがとうございました。(タイトルを替え続く)
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)