『社員研修』 (275) 「人間の証明 <創造力を発揮>するには」
(2024年07月26日 投稿分)
【リンク修正 記事補充】
ID:8559fx
寺子屋ラッキー
こんにちは。業務お取込み中失礼します。
職場の管理者は、マネジメントの仕事の側面には「業務管理」、「目標管理」などの各種『管理業務』があり多忙な日々をお過ごしでしょう。さらに仕事の側面には<サービスの向上><需要創出>を含む『仕事の改善』があり、組織目標を達成するには職場メンバーの『創造力』を発揮させることも管理者に求められる大切な<役割>です。
この『創造力』だけは人間だけにしか発揮し得ないものと認識しています。ネット社会の現在もビジネスパーソンには『創造力の発揮』が殊のほか肝要なことです。働き方改革でテレワークの促進が求められるご時世でも、コンピュータに管理者の役割代替を求めるには限界があると考えます。
過日社員研修の中でも申し上げましたが、創造力には<吸収力(好奇心)・記憶力(基礎知識力)・推理力>が必要となります。この中で記憶力はコンピュータに太刀打ちできないが、利用する『知恵』が人間にはあります。残った二つの現状と将来はどうなのでしょう。
よく「雑学」を馬鹿にする人がいますがそんなことはありません。普通「無から有」を生み出すことは天才でもなければ不可能に近く、自分の知らないことで「アイデア」を出すにはこれまた限界があるでしょう。
ですから、これからのビジネスパーソンは専門能力を高めるだけでなく、<意思決定能力(判断力・決断力など)>を向上させるためにも、たとえ少しでも物事を幅広く知っておくことは大切なことだと考えます。
そのためにはSNS活用が促進されるご時世ではあっても、日頃から「ヨミカキスル(語呂合わせ)」ことを習慣付けたいものです。以下語呂合わせに沿って箇条書きします。
・ヨ・・・・・・本・新聞・雑誌などを<読み>あるいはインターネットを活用し知識を貪欲に
吸収する。
・ミ・・・・・・物事に好奇心をもって<見て>観察力を養い問題意識醸成の糧とする。
・カ・・・・・・職場風土に起因している場合は別として、言われたことを言われた通りにする
だけの指示待ち族ではロボットともいえ感心できない。そのため<考える>ク
セをつける。また、「人間は忘れる動物」でもあり、思いついたらその都度メ
モするなどして自分なりの意見として整理しておく。
・キ・・・・・・上司の苦労話・失敗談は結果して成功談・自慢話になることもあり敬遠される
こともある。しかし、所属組織で培った経験談は本から学べない事柄も当然あ
る。したがって、体験談・経験談に裏打ちされた人の話を<聞き>「間接体
験」を増やす。
・スル・・・・いろいろな機会をとらえ未知の分野を直接体験<する>ことで、あなたの能力
を高める一助とする。
以上を意識的に『実践』すれば他から習得できない貴重な<財産>となります。また、いくら混沌とした時代でも培った頭の中身を他人から盗まれムダになることはありません。
「翌檜(あすなろ)精神」が死語(?)となっている時代、どうかあなたも切磋琢磨して『潜在能力』を開発し<未見の我>に向かって大いに挑戦して下さい。
では、またです。ありがとうございました。
❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
にほんブログ村