社員教育『期待される管理者』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

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『話し方教育』 (参考 1-2) 「話の裏打ちとしての<例>の癖(クセ)」(その2)

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(前回の続き)


 11.例の一人歩きに気を付ける。これでは、単なるおしゃべりになってしまう。


 12.前もって聞き手を分析し、聞き手が共感出来る例を選ぶ。


 13.できれば明るい例が好ましい。場所(結婚式など)によっては暗い例は場に合わな
  い。
 14.滅多に起こらない特異な例は、聞き手の納得を得られない。


 15.例は聞き手がスンナリ分かるものがよく、例を解説しなければならないものは避け
  る。


 16.下品な例は、いくら分かり易くても避けた方がよい。


 17.一人よがりの例であってはいけない。よく考えてから、使うことである。


 18.TPOを考えて、例を使おう。


 19.例は主題(テーマ)を裏付けるものである。聞き手の受けだけを狙うと失敗し、結
  果はアガルことになる。


 20.主題(テーマ)を裏付ける例は、陳腐なものであってはいけない。


 今回は取り敢えずここまでとします。ありがとうございました。



❒ 話し方教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)


『社員教育』 (133) 「折衝・交渉は、相手の反作用を招かないことへの配慮を」

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 今晩のNHK総合での放映番組「明鏡止水」に触発されての投稿記事です。今回は意図的に〝シンプル・イズ・ベスト〟の精神で以下お話します。


 あなたは美空ひばりの「柔」をお聞きになったことがあると思います。幕末に生まれ、偉業を達成した人物に嘉納治五郎がいる。嘉納が現れるまで、日本には柔術「柔(やわら)」と呼ばれた色々な流派があった。古来日本の武芸は、以心伝心的な教え方で伝承されてきたが、嘉納は講道館を開き、初めて近代的な柔道を打ち立てた。


 嘉納は力学の法則に従って柔道の技法を、科学的に体系付けたのです。そして、力学の法則に反した強引な力ずくの技(わざ)を戒めた。「力に頼るな、力を利用せよ」。相手に技を掛ける前に、技を掛けるにふさわしい体勢に相手を誘導しておくということです。

 つまり、相手の抵抗力を弱めておくということです。柔道の神様と言われた三船久蔵十段のあの〝空気投げ〟の妙味などは、この法則の影響を受けていたのでしょう。少しの無理もなく技が決まるからこそ美しかったものと思われます。


 あなたが折衝・交渉する場合、強引な力ずくの攻撃を掛ければ相手の反作用を招くだけです。それには相手の反省したくないという気落ち、反対しようという気持ちを薄めることを考えましょう。


 ときに、今日のネットニュースの見出しに関東圏の電力会社が4~12月期としては過去最大の6,500億円の巨額赤字と報じられています。その点電気の缶詰と呼ばれる製造メーカーも年度末に向けこれまでにない経営努力を強いられることは想像に難くありません。

 しかし、日本的経営の3本柱が崩壊したとはいえ、かつて倒産の危機に瀕したトヨタ自動車あるいはブリヂストンタイヤが労使一丸となり乗り切ったのと同じく、危機管理に強い日本企業の真骨頂を発揮しゴーイングコンサーンとして経営危機を乗り超えることは時間がかかるもののこれまた間違いないと考えます。


 では、また次回に。ありがとうございました。



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『話し方教育』 (参考 1-1) 「話の裏打ちとしての<例>の癖(クセ)」(その1)

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 癖(クセ)とは、習慣となってしまった偏った好みや性質をいい、「長所」と「改善点」があります。以前、話における『態度(外面的)の重要性』ということで、できれば治したい「クセ」について部位別に分け理由を付してお話したことがありました。ここでは同じく勉強会で見かける話の裏打ちとしての<例>のクセを箇条書きします( 👈『言うは易く行うは難し』)。


❒ 話の裏打ちとしての『例』のクセ(1)


 1.身近な例を、具体的に活かしきっていない。


 2.体験した話をする場合、言葉だけに頼っているため気持ちが乗らず印象が伝わらな
  い。


 3.問題意識が弱いので、例が生きてこない。


 4.例だけが頻繁に引用されるが、要は何が言いたかったのかが分からない。


 5.聞き手が興味を惹くように、例にふくらみをもたせる工夫も必要である。👉 アッサ

   リし過ぎ?


 6.例の取材範囲がごく身近な出来事で、普遍性が感じられない。


 7.書物からの受け売りだけでなく、生きた事例も欲しい。


 8.他人の間接体験だけでは、話に〝迫力〟が欠ける。


 9.間接体験を話す場合は、話し手の身近な人の例を選ぶようにした方が良い。


 10.時間との対応を考え例を採り上げ「テーマ」を裏付けるようにする。


 以下は次回とします。お立ち寄りいただきありがとうございました。(続く)



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『管理者教育』 (219) 「子供の躾は親の責任。部下の指導は直属上司の責任」

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 こんにちは。休日の昼下がりをいかがお過ごしですか? 「開運!なんでも鑑定団」(再放送)が先ほど終わりました。最後に加藤清正の書き物が出品されましたが、残念ながら印刷物でした。ここで思い出すのが誰が言いだしたか、「褒め上手の加藤清正」、「叱り上手の清水の次郎長」の言い伝えです。


 さて、<不特定多数>を対象とした社員教育(研修)とりわけ『管理者論』は、成功者は別として体験的それでなくマネジメント理論の裏打ちも必要だと思えます。その観点からすると管理者がマネジメン遂行上で人の側面には、「部下指導・育成」があります。そのためには部下を<褒め・励ます>だけでなく、その場その時を捉えて<叱る・注意>することも求められます。


 しかし、業務が高度専門化している現在、総合判断能力(Conceptual・Skill)は別として専門的知識・技能(Technical・Skill)である職務知識・技術(技能)は部下が勝るため言うべきことを躊躇する上司がいないとは限りません。また、言われた部下は「なぜ俺だけ言われなけりゃいけないんだ!」と、感情的に〝反発〟することは十分考えられることです。一つ間違えたことで傷害事件に発展した事例を複数紹介したことがあります。コンプライアンス重視の時代、こうなっては上司と部下のボタンのかけ間違いでは済まないでしょう。


 でも、どうなんでしょう? オンライン職場だからといって「沈香もたかず屁もひらず」では効果的OJTを行う上司の姿勢として感心できません。今回は「叱り方」のポイントのみ振り返ります。


1.『盗人にも三分の理』と言います。いわんや部下です。油断をせずに、用心深く行い
 ましょう。


2.「俺は上司だ、お前は部下だ」というよりは、できれば同じレベルに立って言いまし
 ょう。「若い頃の私を想い出すと偉そうのことは言えんがね・・・」と内容によっては
 詫びる気持ちで話すことも必要でしょう。


3.「お前は一体何回言ったら分かるんだ‼」と、実際には怒り(怒鳴り)たくなる場合
 もあるでしょう。が、感情的にならないようにしたいものです。


4. 人間は「拡張自我」も含め<自尊心の塊>です。子供を叱る場合と同じく他人を持ち
 出し「比較」してはいけません。


5.ケースによっては、その場その時を捉えてすかさず言うべき時もあります。特に、安
 全確保面では。


6.職場で本人に面と向かって注意することがあればできることなら他人の目を避け、時
 間内であれば別室に呼びだすか社員が退社した事務所で一対一でおこなえば、部下は素
 直に聞けるものです。これは家庭で母親が兄姉を叱る場合でも弟妹の前を避けるのと同
 じです。


7.言いたいことは色々あるでしょう。しかし、この際だからとあれもこれも言うことは、
 逆効果になります。「一時に一事を」が原則です。あくまで、部分に止めることです。


8.言うべきことを言ったら、最後は当該部下を、逆に励まして終わらせましょう。    


 現存する記録によれば古代エジプト文明をはじめ宮廷文化華やかなりし平安時代など古今東西いつの時代も上司は部下に、部下は上司に「困ったものだ」と嘆いていたことでしょう。
 SNSのご時世でも『部下指導』で大切なことは、部下を有能な人材として育てようとする管理監督者の善意と気迫と努力が底に流れている必要があります。つまり、部下は「可愛い」と本気にならなければ、計画の有無以前に総花的でなく「重点的」ではあっても<効果的OJT>には成功しないでしょう。


 しかし、上司が役職定年はともかく割り増し退職金の条件付きでいつ退職勧奨の対象にされかねないご時世です。
 部下を育てることは自分の居場所を無くすことにもなりかねない「管理者受難の時代」を勘案すると今回のタイトルも理想であり現実的とは言えないようです。寂しいことですが。
 そこで申し上げたいことは・・・・・、テーマを替えて別の機会とします。


 では、早くも3時を15分過ぎましたのでここまでとします。ごきげんよう。(終り)



   「身を削り人に尽くさんすりこぎの、その味知れる人ぞ尊し」(道元禅師)
 


❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』(「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
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『管理者教育』 (218) 「チョット待て そこまで褒めると 嘘になる」

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 こんにちは。「部下は褒めて叱って育てよう」は、スマホ・SNSの時代でも必要なことだと考えます。しかし〝ヨイショ〟も含め「チョット待て そこまで褒めると 嘘になる」と思えることもあり、実際には「言うは易く行うは難し」と言えましょう。


 その点商売上のお追従やおべっかは別として、口先では褒めても腹の中ではぺロリと赤い舌を出すのは〝さもしい〟人のやり方です。世間の人が、「お追従・おべっか」を嫌う理由は、事実ありもしないことやチョットした事実を大袈裟に拡大して持ち上げる言葉だからです。


 心ある人なら、その言葉は相手の本心からでたものか、翻弄されているのではないか、何か魂胆があるのではないか? と疑う。そんな言葉に乗るほど「俺(私)は馬鹿ではない」と、言葉に出さずとも不愉快になる。


 菊池寛の『忠直卿行状記』という小説の中に登場する越前宰相忠直という若殿は、武勇の誉れが高かった。「殿は偉大で超人で、天下無敵である」という家臣どもに取り囲まれ、剣術の試合をしても自分に勝てる臣下は一人もいないといい気になっていた。


 ある日物陰で自分の噂話をしている家臣の声を立ち聞きした時、忠直の怒りは〝爆発〟したのだ。「殿の試合のお相手にわざと手心を加えていることを殿はご存じないのだから、お目出度いよ」


 自分の『能力』を正しく認められないとき、<プライド>は甚く傷つけられる。忠直も同じであった。自分を取り巻く一切を信用できなくなり、やがて自分自身の実力にも疑いをもちはじめる。臣下を切り酒色におぼれて乱行。挙句の果てにお家は断絶、晩年はともかく自己崩壊の道を辿ることになる。


 本当の褒め言葉は<お追従・おべっか>とは違います。あくまで『事実』の正しい評価を基礎にしていなければならない。また、その言葉には「実感」がこもっていなければなりません。


 人様から褒め(認め)られる機会は、ネット社会ではなくても古来少ないものです。そのため意外なところでの何気ない一言だけでも気分が良くなり、時にはサラリーマンとして跳ねたくなることもあります。
 卑近な例では、かかりつけの歯医者さんでも先生から「これまでと違い歯磨きがキチンとできていますね」と、初めて日頃の〝努力〟を認められた場合も同じで悪い気はしないものです。(単細胞ですかね?)


 では、「日進月歩」時には「秒針分歩」とも思える変化の時代です。『令和5年丸』も船出して1月も下旬に入りました。生涯設計での<自己実現>を図れるよう令和5年の目標を再確認し、座礁することなく当面のゴールである次の寄港地目指して週明けからも公私共に邁進なさって下さい。おくつろぎのところお立ち寄りいただきありがとうございました。



❒ 管理者教育講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
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